Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
妖との別れに儚さを感じた作品でした・・・^^;
この物語の主人公は、常人には本来見えないはずの「妖」(あやかし)を見る能力を持っている夏目 貴志(なつめ たかし)。
祖母の夏目レイコの遺品である「友人帳」(出会った妖達を子分にした証)に書かれている名を夏目の「自称」用心棒であるニャンコ先生(妖)と妖達に返していく・・・という「夏目友人帳」に続く2期目の作品です。
季節は夏から冬へ、そして春に移り変わっていきますが、1期で感じた「全体的に柔らかく温かい雰囲気」は健在です。
そして、今回の作品は「出会いと別れ」のうち、「別れ」をとても大切にしていると感じました。
少しでも心を許した人との別れは、やっぱり寂しいですよね。今回も妖との出会いと別れがありますが、妖が人間の不条理を受け止め続けてくれる存在だったからなのでしょうか・・・妖たちが見せてくれる別れに儚さを感じずにはいられませんでした。
夏目も思うところがあったのだと思います・・・これまで周りに遠慮して言えなかった自分の思い・・・別れの寂しさに気付き、小さいながらも声に出すことができるようになるのです^^
自分一人では気付かないことや成し得ないことを周りの人や妖が優しく教えてくれます。
しっかり聞くことや、聞こうとする気持ちって、しっかり気付きに繋がっていくんですね♪
まだ、続きがあります。
しっかりと見ていきたいと思います^^