ツキ さんの感想・評価
4.5
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
かえして!ニーソックス
2000年代後半からのいわゆる「萌えブーム」の火付け役がハルヒなら、その萌えを正統に引き継いだのがこのらき☆すたであると個人的には思っています。ブームと言うよりアニメファンが表立ってきたのがこの頃って感じなのでしょうか♪
日常系作品においても元祖があずまんが大王(すいません未視聴です汗)と言われるならその日常系作品の人気と流れを作ってきたのもやはりらきすた。
一時期はハルヒ・らきすた・とらドラはとりあえず見とけと言われたほど深夜アニメ代表格の作品です。
ただ自分は初めてこの作品に出会った時はまだまだ萌えに対する耐性が弱かった為OPでソッコー挫折w「オタ臭が強すぎる…」なんて思ってましたが、それも数ヶ月後にはすんなり克服。人間の慣れにはつくづく驚かされますねw
今ではかっちょいい感じのアニソンも増えたけどやっぱこのノリの曲が好きです♪
内容としてはOPの深夜アニソン!なノリもさることながらパロネタの多さやデフォルメ調のキャラデザ、可愛らしい声優さんの声など客観的に見たらやはり萌えハードルは高めです。そもそも主人公であるこなたがガチオタ。何言ってるかよく分かんないネタもしばしばありました。
なのでこの作品を楽しめるかの鍵はやはりキャラ愛。そこに楽しみを見出せればどのキャラも可愛いし話のテンポも良好、自分は日常系は一気に見れないタイプなのですがこの作品においては例外であっという間の2クールでした。
萌え耐性を作った上である程度ネタを分かるようになれば更に楽しめるといった印象なので、ただのパロアニメではない正統な萌えアニメ。様々なネタは作品を面白くする為のあくまでスパイスとして扱っていて、パロ自体を作品の中心に置いて不評をくらったニャル子などの作品とは決定的にここが違いますね。(ただ私はニャル子も好きでしたw)
ここ一、二年はストーリー性の強い作品が話題に上がりやすい気がするので萌えブームも少しずつ落ち着いてきてるのかもしれませんが、それでも萌えアニメがなくなることはないだろうし自分の中ではこのノリが深夜アニメの印象なのは変わらなそうです♪