杞冬@あずさ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
絶望から人々を救い出し、誰かに幸福を齎すような存在に…そう彼は正義の味方に憧れた
無印版はセイバールートでしたが、
こちらは凛ルートになっています。
当然そのサーヴァントであるアーチャーも出番がかなり多くなっています。
士郎もかなりバトルするところが増えています。
無印でアーチャーに惚れた人はこれでさらに惚れ直します。
その生きざまをぜひ目に焼き付けてください。
アーチャーの真名は「エミヤ」。
目に見えるすべての絶望を救おうため戦った。
自分の理想のため戦い続けただ正義の味方になろうとした。
でも報われることはなかった。
彼自身が助けた人物の裏切りにより幕を閉じることとなる。
しかし彼は誰も恨むことはなかった。
死後に英霊となっても正義の味方になることを願った。
望まぬ虐殺を繰り返しているうちにその理想も廃れていき結果過去の自分を恨むことになってしまう…
アーチャーはほんと過去が悲しすぎますよね…
すべてを助けたいでもその理想は叶わない。
周りからは認められない。
そういう意味では切嗣は割り切っていたからよかったかもしれませんね。
「誰かを救うということは、誰かを救えないということなんだ」
ほんとアーチャーはつらい過去を持ってるよなぁ…
こっちのが何かとバトルが多いですね。
映画だからなのか急展開なのは仕方ないのかもしれない…
原作を早くやらないとなぁ…