笙 さんの感想・評価
2.7
物語 : 3.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:今観てる
刀と言うよりは魔剣
私が見たのは「鈍」と「鎩」の回だけなのですが、
戦いのシーンがかなり安っぽいです。
「虚刀流」と言うわりに、剣術の型が何一つ参考にされていません。
技も単発の打ち合いになる事が多く、動作の連続した「型」がありません。
「鈍」の回では、鎌鼬を一瞬で幾つも飛ばしたり、名前が「零戦」だったり、切れ味を鈍らせるだけの血を潤滑液にしたり、刀の能力や設定が滅茶苦茶でした。
「鎩」の回では、手の込んだ罠を仕掛けた割りに、下手に躊躇ったが為にその利点を全く活かせず、
あっさり罠の中から脱出され、結局必殺技の打ち合いです。
剣と無手の戦いを見たい人には、全くお勧めできません。
とは言え、「鎩」の回の物語は、しっかりと作りこまれていました。
刀が凶器となるか否かは、使う者の心次第なのだと思いました。
戦いの場面は無視して、純粋に物語を楽しむ事が出来る人にお勧めしたいです。