「生徒会の一存(TVアニメ動画)」

総合得点
83.9
感想・評価
2985
棚に入れた
16395
ランキング
308
★★★★☆ 3.6 (2985)
物語
3.5
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.9

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ネタバレ

(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

○○をする生徒会(・∀・)

※あらすじはレビュー上の"あらすじ"を見てもきゅッ※



**主な登場人物**

●杉崎 鍵(すぎさき けん)●

本作の主人公で碧陽学園に通う2年生。
碧陽学園生徒会の副会長を務める。
入学当初は最下位の成績だったが、美少女達が集まる生徒会に入る為に、1年間猛勉強のし、年度末でトップの成績を取り、成績優秀者が希望すれば生徒会に入れる"優良枠"で現在の役職を獲得した。
夢は【生徒会でハーレムを作ること】。
基本ツッコミ担当だが、ツッコミの後にはセクハラとも思えるボケを繰り広げ、場を盛り上げる。
本作の登場人物には重めな過去があり、鍵も同様に重めな過去がある。

<鍵の過去>
鍵は中学生の頃、幼馴染の飛鳥(あすか)と義妹の林檎(りんご)という大切な2人がいて、どちらも大切な故に、精神的に"二股"状態になってしまい、破局をしている。
鍵が通う中学では噂になり、それを理由に同級生から暴力を振るわれていた。しかし、鍵は罪悪感・自分を責める為にも自ら「殴ってくれ」と頼み、毎日殴られていた。


●桜野 くりむ(さくらの くりむ)●

碧陽学園に通う3年生で生徒会長を務めている。
容姿は典型的な"幼児体形"で周囲に子供扱いされる。
花粉症持ちで怪談話が大の苦手。
極度の甘党で、劇中に出てくるウサマロが大好物。
鍵とは誰よりも1番最初に出会っており、くりむの持つカリスマ性に感化されたのか、悩みを打ち明けた所、「物語の主人公になりなさい」とアドバイスをし、ギャルゲーを勧める。その事で鍵はギャルゲーやエロゲに目覚めたが、くりむ自身覚えていない。

<くりむの過去>

小学校に上がる前に父親の都合で、引っ越した先で、
父親と地元の人とで一騒動があったお陰で、「くりむとは遊ばないのよ」と言われ、小学校では孤立した経験がある。
問題が解決した後も、同じ状態で、くりむが最も怖かったのは"孤立"ではなく、今まで両親に好かれていた自分自身を"嫌いになること"が何よりも怖がっていた。
しかし、中学3年生の頃に1人の女子学生に出会った事で、くりむ自身、その子を守る為に変わる事を決意した。

●紅葉 知弦(あかば ちづる)●

碧陽学園に通う3年生で生徒会の書記を担当している。
くりむとは同じクラスで親友。
性格は温厚で大人びた性格をしているが、毒舌を吐いたり、鞭を携帯するなどドSな部分が目立つ。
機嫌が悪くなると、不気味な程の作り笑顔を見せ、周囲を黙らせる。「タイプはくりむ」と百合的発言を残すが、真相は分かっていない。
くりむと鍵には独特なあだ名をつけており、
【くりむ→あかちゃん】、【鍵→キーくん】と呼んでいる。
由来は「くりむ」→「クリムゾン(真紅)」の意味ともう1つの自身の過去からの理由。
鍵は「鍵(けん)」→「鍵(かぎ)」→「キー」。
鍵とは秋頃に出会っており、勉強のし過ぎで倒れた鍵を看病した際に過去の話をした鍵を優しく抱きしめた。

<知弦の過去>

中学時代の親友に、イジメを受けていた過去がある。
親友は知弦をクラスメイトから奪われると焦ったあまりの行動だったが、理由を知らない知弦はただただ傷つくだけ。
親友と離れる為に猛勉強をして、トップの学校に進むと思わせて、1つ下の碧陽学園に入学をする。
入学した直後はイジメの経験から人を避けていたが、くりむと出会い、くりむの素顔を見た直後から自らの傷も癒え、過去を消す事はせずに中学時代の親友につけられた、あだ名でくりむを呼び、完全に立ち直った。

●椎名 深夏(しいな みなつ)●

碧陽学園に通う2年生で鍵と同じ生徒会副会長を担当。
運動神経がとても良く、よく部活の助っ人を頼まれる。
意外にも成績は良く、時々上位にも名前が上がる。
正義感があり、男口調で話すが、誰よりも乙女で、よく鍵と会話をする中で赤面することは多い。
かなりのシスコンで同じ生徒会の妹・真冬に、男性の悪い所を吹き込み、妹を"男性恐怖症"にした元凶でもある。
深夏と鍵の出会いは夏頃で、鍵が憧れの同級生だった深夏に「どうしたら深夏のようになれるか?」と質問した事から始まった。深夏の返答から鍵は自分磨きにさらに努力するようになった。

<深夏の過去(現在進行形)>

幼い頃に父親がいなくなり、数年後、母に再婚相手という男性が出来、母親に気を遣うようになった。
真冬には同じ気持ちを味わってほしくないという気持ちから、【母・男性】/【深夏・真冬】という線引をするようになり、真冬が深夏の高校に入学するまで、徹底していた。
学園は全寮制の為に、母親と男性と離れる事はできたが、鍵と過ごす内に男性がいる違和感は薄れ、今年度の生徒会が終わった時点で真冬と共に実家に帰る決断をし、学校を転校することを決断した。

●椎名 真冬(しいな まふゆ)●

碧陽学園に通う1年生で、生徒会の会計を担当している。
男性恐怖症で引っ込み思案で深夏とは対照的。
時々、傷口に塩を塗るぐらいの発言をすることはあるが、本人には悪気はなく、皆も強く言う事は出来ない。
一方ゲーヲタ・腐女子気質がある、寝ずにゲームをしたり、レビューを書いたり、鍵をモデルにしたBL小説や同人誌を書いたりなど、周囲を引かせる一面もある。
アニメ後半、鍵に告白はしているものの「付き合いたくはない」存在らしく、それが恋心なのか謎のままである。
鍵との出会いは、まだ真冬が入学する前の冬の公園。
雪が積もる公園で倒れていた鍵を心配し、男性恐怖症でありながらも、雪だるまの形をしたカマクラを作り、その中に入れ、暖をとらせた事。鍵はそんな真冬を見て「こんな子も守れる男の子になりたい」と強く思ったという。

<真冬の過去>

深夏の気持ちを真冬は気付いていて、わざと深夏の言う男性像を信じて、男性嫌いになった。
深夏と両親の関係性を修復したいと願っているものの、弱い自分には出来ず。その代わりに深夏の引いてくれた線引を渡り、親子の交流を取る事で深夏を安心させていた。

●藤堂 リリシア(とうどう りりしあ)●

碧陽学園に通う3年生で新聞部部長。
人気投票で生徒会に入れなかった屈辱から、事あるごとに生徒会の失態を書いた新聞を発行する。
時々、行き過ぎた記事を捏造したりする傾向もある。
が、"中学時代の杉崎鍵に二股疑惑"という記事に対して、
鍵が否定をせずにおとなしく肯定した為に、
鍵に大きな興味を持ち始める。
妹を生徒会に送り込み、盗聴させたりした事で、妹からは鍵の事でからかわれたりし、遊ばれる。
ハーフでお嬢様口調で、生徒会をおとしめようとするが、
鍵が熱で学校を休み、生徒会メンバーがお見舞いに行く際に鍵の中学時代の同級生にナンパをされ、鍵の過去を聞かされ、怒った生徒会メンバーがその同級生に暴力を振るった事は記事にはせずに逆に守った事で性格が優しいのが分かる。
また雑務に追われる生徒会に差し入れを置いていく辺り、生徒会の事は羨ましいだけで嫌っていないと思われる。


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<作品を観た感想>

レビューでとても評価が良く、
1クールで観やすそうという事で視聴したのですが、
会話のテンポや登場人物のキャラなどがとても面白く、
一気に観てしまいました(*´∀`*)

正式なツッコミ担当は不在で、
突っ込んでボケる、突っ込んでボケるというスタンスがとても気に入りましたッ☆( ´∀`)bグッ!

また、ギャグだけで終わるのかと思いきや、
チョイチョイ物語が挟まれているので、
最後まで観ると何故、鍵がそこまで皆を幸せにしたいと願うのかが分かるようになっていますッ!!!

登場人物たちにもそれぞれの過去があったりと、
見所はたくさんで、
そして鍵が本当にハーレムを作れるんではないかという希望が出てくる感じでした(*゚∀゚)(*゚∀゚)

そして、レビューでも好評だった、他アニメのギャグ・シーンがたくさん出てきて、分かってしまう自分も面白かったですが、それを平気で出来る「生徒会の一存」が単純に凄いと思いましたッ(・∀・)(・∀・)

地獄少女とか声優さん出てるしwww

リリシアの声優さんが能登さんで、
とても意外なキャラだったので、新鮮でしたッ!

2期もやっている最中ですが、
完結してから観る方が好きなので、
完結した際に再度観ようと思いますッ(・∀・)(・∀・)

投稿 : 2012/11/22
閲覧 : 270
サンキュー:

7

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