「魔法少女リリカルなのはA’s-エース(TVアニメ動画)」

総合得点
80.0
感想・評価
1018
棚に入れた
5496
ランキング
480
★★★★★ 4.1 (1018)
物語
4.1
作画
3.8
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.2

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ネタバレ

ふりーだむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

壮絶なバトルシーンと感動的なストーリーに満足の1作

フェイトの母が起こしたジュエルシードをめぐる騒乱から数ヵ月後の物語。
フェイトの帰りを待つなのはの前に現れた謎の魔法少女。4人の「守護騎士」と名乗る者の出現と「闇の書」により、それぞれの「願い」を込めた悲しき戦いが始まる。
圧倒的な魔力でなのは達を圧倒する守護騎士たち。「闇の書」の力を使って、闇の書の主である体の不自由なはやてを救いたいと闇の書の完成を目指す守護騎士たち。事情を知らないなのは達は、平和を乱し、闇の書の力を悪用しようとしてる者として、彼らを止めようとする。

内容的にはオーソドックスなのですが、1期よりバトルシーンが増え、1本のストーリーをブレずに最後まで続けたことによって、個人的には見やすい作品でした。
なのはと「友達」になり、時空管理局・嘱託魔道士としてクロノたちと行動を共にするフェイトがなのはの仲間として登場し、守護騎士、特にシグナムとの壮絶な戦いを繰り広げる。1期より続けて登場するユーノやクロノたち時空管理局の面々により続けてみた私にとってはとても入りやすい内容でした。
突如現れた守護騎士たちの前に苦戦を強いられるも、レイジングハート、バルディッシュの意思による強化により、徐々に戦局を打開し、闇の書の主を突き止め、主はやてを救い、全員で闇の書の暴走を食い止めるというまさに「王道的」なストーリーでしたが、ストーリーの進め方、キャラの背景、バトルシーン描き方など個人的は全てにおいて均整のとれたバランスの良い作品だと思いました。
「魔法少女」という看板から、変身シーンやら、恋愛やら、見えない伏線やらと焦点をぼかして作品を大きく見せて全体がぼやけてしまう作品も多い中、1期よりもなのはの日常生活シーンを少なくし、バトルに重点を置き「1本のストーリー」を最後まで貫いた分、物語、バトルシーンに集中して見ることができましたね。
キャラもなのは・フェイトだけを強調するのではなく、時空管理局のメンバーや守護騎士たちにも焦点を当て、すべてのキャラが生きていた作品だったとも思います。
バトルシーンは個人的には満点をつけたいぐらいに好きですね。一つ一つの技を出すシーンがすごくカッコよいですね。特に、フェイトとシグナムの一騎打ちのシーンは緊迫感もあり素晴らしい内容だったと思います。なのはも含め、「小学生」らしくない動きではありますが。。。
物語的にも、守護騎士たちの願い、はやての願いを上手に描き、ラストのはやてとリインフォースとの会話のシーンは感動的でした。みんなの幸せを願うはやてをリインフォースが諭すシーン。とても良かったですね。

個人的にはホントに見やすく、感動的な物語でした。1期の「ちょっと浮いた」部分がなくなり、シリアスな展開を楽しむことができました。

1期ではリンディ艦長がお気に入りでしたが、今作はやはり「シグナム」ですね。ピンク髪のポニーテール。かっこいいアクションシーンと個人的には見事に好きなキャラでした。

続けて3期も見たいと思います。

投稿 : 2012/11/19
閲覧 : 271
サンキュー:

16

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