優馬 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「水銀燈」と「真紅」はアリスゲームを何故? ローゼンメイデンと人形たちの話
1期のストーリーを見終えたところで
気になるのは、
倒してしまった「水銀燈」へのただならぬ「真紅」の思いは何か過去にあるのか
何故、アリスゲームをするのかローゼンメイデンとは
どんな人なのかということ
いつものように仲がよい人形たちと主人公ジュンの絡みから始まる
「真紅」の胸元のリボンのバラがとれてしまい それを直そうとするジュン
赤い糸がないので買いにいくということでドールショップへ
そこでかわいいブローチを見つけて「真紅」につけてやるジュン
だが「真紅」はそれをかたくなに断り取り外してしまった
怒るジュンに「蒼星石」が過去のいきさつを話というストーリ展開
「水銀燈」が何故執拗にアリスゲームに固執していくのか
などが描かれる
ローゼンメイデンの人形は全部で7体あるということ
2番目は「雛苺」(ひないちご)
3番目が「翠星石」(すいせいせき)
4番目が「蒼星石」(そうせいせき)
5番目が「真紅」(しんく):ある意味こちらが主人公
ということまでが1期でわかった
残りは2期で出てくるようだが
「水銀燈」は?
実は未完成品であるということは1期ででてきた
今回の過去の話の中ではそれをもう少し広げて説明される
どうやら試作品のような上半身だけが作られた人形
普通なら魂を持たないはずだったのだが
製作者である父への想いから自らが魂を持って動き出した
「真紅」は人と契約をしており、当時はアリスゲームを
盛んに行っていた
2期に話が出てくると思われるが「蒼星石」とはよく戦っていた
「翠星石」と「蒼星石」は姉妹の関係で同じマスターだった
「翠星石」はアリスゲームに否定的で戦いは好まなかったが
「蒼星石」はなにかの想いがあってアリスゲームに参加していた
「真紅」が普通の生活に入ろうとするそのとき
カガミから「水銀燈」がやってくる
「水銀燈」はローゼンメイデンの1番目の人形は自分であるという
しかし、未完成品なので下半身がなくまともに動けない
「真紅」はそれをみて「水銀燈」に「下半身を見つけてやり
歩く練習をして面倒を見ていた
すごく仲がいい二人の関係 いたわり続ける「真紅」
だが
「真紅」はローゼンメイデンの一番目の人形であるという
「水銀燈」に違和感を感じていた
だから普通の人形としてかわいがられたほうがいいと思っていた
だからマスターに言われても
アリスゲームの対象として見ていなかったのだが
あるとき鏡の世界で
「蒼星石」と「真紅」がアリスゲームで対戦をしている途中
「水銀燈」が鏡の世界に入ってきてしまった
「蒼星石」に対しても「水銀燈」はローゼンメイデンの
一番目の人形であるという
それを聞いた「蒼星石」は、まず先に「水銀燈」を狙い
何も知らないまま「水銀燈」は簡単に倒されてしまう
普通なら魂が抜けて消滅してしまうはずなのに
何者かが「水銀燈」に精霊を与え生き返る
その後「蒼星石」のマスターは身体が弱く衰弱していたため
契約を解除してアリスゲームは終わるはずだった
しかし、アリスゲームのことを知ってしまった「水銀燈」は
再び「真紅」のもとにやってきた
「真紅」は「水銀燈」に あなたは完成品ではないから
ローゼンメイデンの人形ではないと告げる
「水銀燈」は憎悪の塊と化して・・・戦いを挑む
それは嫉妬心
「真紅」が父のブローチを胸元につけていたのが気に入らない
「真紅」が父にだかれていたのが許せない
「真紅」の胸にある父のブローチを取って壊してしまう
「水銀燈」
そして、二人の戦いが始まる
しかし、時を告げるウサギが、この時代のアリスゲームは
終了したと告げて強制的に別の世界へそれぞれの人形は散っていった
そして現代へ
「ジュン」と「真紅」は仲直りをしていつもの日々がやってくる
悲しい人形の話だった・・・