粟島二武 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルなし
ギャグキャラクターへのデフォルメをふんだんに使った、掛け合い漫才のような会話など、ギャグのセンスがよかった。
前半はギャグ要素の強いサクセスストーリー。あっちの方面に興味のない(ノンケの)男性にとっては、観るのがチトつらい部分があった。
後半は圭一郎の心の闇の解明。最後は様々な解釈が可能な終わり方だったが、回想シーンの(あるいは圭一郎のフラッシュバックの)中で、誘拐された少年時の圭一郎が犯人から解放される場面と、現在の圭一郎の店からケーキを買った元犯人が帰って行く場面をオーバーラップさせることにより、圭一郎が心の傷から解放されることを暗示しているようにも解釈できる。