優馬 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今回はラブコメ <9話(最終話)視聴済み感想>
<はじめに>
原作は4コマ小説の異名があるという変わった作品。
杉崎鍵が何故生徒会に入ろうとしたのかという経緯は、通称0話の中で出てくる。
これを見ることによってハーレムを目指すという意味やエロゲー出会いゲーにはまり込んでいる謎が解ける。
また、ほぼ成績が最下位のレベルから何故1位になれたのか、そういったことも出てくる。
ちなみに登場人物たちは、北海道が地区設定されており、本州を内地と読んでいる。
1話~は、いつもどおりの会話のやりとりが進んでいくが、実際には前作の中で「椎名 真冬」から告白を受けているという部分は継承している。
また、椎名姉妹が親の関係で内地へ行くという話は、今の学年が終わるまでの間(次の新学期が来るまで)は、このままこの学校にいることができるという話になっている。
椎名姉妹がいなくなる時には3年生も卒業となるため
来期には、杉崎健以外の生徒会メンバーはいなくなってしまう。
そういった少し悲しい感じが漂いながらも残された日々を
楽しく過ごしていこうというノリで日々が過ぎていく。
<作品紹介>
今回は、珍しく生徒会室から外に出るシーンが続出
今作になってからは、生徒会メンバー以外の生徒が、たくさん出てきたり教室の風景が出てくるなど、生徒会がずいぶん行動的になっている。
しかも、ラブコメ傾向が強くなっており、毎回何らかのフラグがたっている。
◆登場人物
生徒会は以下の5名
生徒会長 3年 桜野 くりむ : 本多真梨子
生徒会書記 3年 紅葉 知弦 : 美名
生徒会副会長 2年 椎名 深夏(姉): 富樫美鈴
生徒会会計 1年 椎名 真冬(妹): 野水伊織
生徒会副会長 2年 杉崎 鍵(主人公): 近藤隆
それ以外の関係者
新聞部部長 3年 藤堂 リリシア : 能登麻美子
杉崎健の妹 1年 杉崎 林檎(義理の妹): 米澤円
健の幼馴染 2年 宇宙 巡 : 新谷良子
健の同級生 2年 水無瀬 流南 : 桑島法子
健の幼馴染で元カノ 2年 松原飛鳥
<番組紹介>
ニコニコ生放送 10月13日スタート 毎週土曜日 23:30~
オープニングテーマ「Precious」新・碧陽学園生徒会(仮)
<題名> 現在8話まで放送
0話「始まる生徒会」
1話「テコ入れする生徒会」
2話「疑う生徒会」
3話「就職する生徒会」
4話「回収する生徒会」
5話「聖戦」
6話 「歓迎する生徒会」
7話「Sサイズハンター」
8話「追いかける生徒会」
9話(最終話)「終わらない生徒会」
<レビュー>
◆4話「回収する生徒会」
「椎名深夏」とのラブ急接近が・・・・しかもキスシーンという夢にまで見た??
主人公は恐怖のあまりに固まる????勘違いとその鈍さがどうしようもないのだが、とりあえずよかったねといってあげたい
まぁ何も考えずに見ているだけで楽しい作品です。
◆5話「聖戦」
生徒会活動のはじまり、・・・杉崎 鍵(けん)と生徒会長の桜野 くりむ 2人しかいないところから話が始まる。
2人で何かできることとかっていう、いつもの展開と少し違う
ほかのメンバーは、それぞれがペアとなって平行世界で話が進む
宇宙 巡(めぐる)と 椎名 深夏(みなつ)は 杉崎 鍵 の生徒会活動中の話をしている。
しかし、めぐるが聞きたいだけで、みなつを振り回す展開
紅葉 知弦(ちづる)と 椎名 真冬(まふゆ)は生徒会の備品購入のため買い物に出かけて、書店と文房具の両方あるお店へ、買い物中にまふゆが脱線してBL妄想の世界へ入るのに
めずらしくちづるが付き合って会話にのるという展開
けん と くりむは会話のキャッチボールとかであぞぶ、そこで告白しまくる けん 断る くりむ という展開
最終的に 「じゃあ僕がいなくてもいいですか」という けんにくりむは言葉が詰まってしまう・・
フラグがたったところで全員集合となりました。
その夜、けんが むふふなエロゲをやろうとするが、昔にやったゲームなのでシリアル番号の入力が必要。
実家にシリアル番号が書かれている紙をおいてきてしまったことに気がつく。
そこで実家にいる妹の杉崎 林檎(りんご)に電話をかけて
番号を調べてもらうという話なのだが、その電話のやり取りが、断片だけ聞くとかなり過激な言葉を発している。
それを母親、続いて父親が聞いてしまう、その上 妹は自分のエッチな写真を送るからそれで我慢しろという。
届いたメールにのっていたのはへそを見せたりんごのパジャマ姿だった。
いよいよ妹のからみ展開開始ということで、次回も出るのか妹フラグ
◆6話「歓迎する生徒会」
前回に続いて妹のりんご登場、おまけに生徒会へ見学参加
生徒会メンバーは、りんごが気に入ったようで、過度なコミュニュケーションでさわりまくり。
りんごは大好きな兄の様子が見たかったようで、生徒会室で兄大好き、妹大好きのやり取りが生徒会メンバーの目の前で繰り返される。
兄妹の好きと言い合あう姿に一同は膠着し固まってしまう。
謝って許してもらったメンバーに、りんごがひとりひとり挨拶をするのだが、言葉がめちゃ足りなかったり、キャラがかぶっていたりで危険な空気が流れる。
知弦にいたっては「兄のことが好きなんですか」という質問をする。
それ以外でも知弦の行動や言動を見抜いた言葉が連続で・・・
追い詰められていく知弦。
やがては健に告白しそうになるのだがメンバーが妨害する。
会長の挨拶は会長が神様だとウソの挨拶をするのだが、本当の神様ならお願いを聞いてくださいという。
お願いは「お兄ちゃんと恋人同士になれますように」思い切り声に出していたが本人は話していないつもり。
何とか取りつくろう くりむに 神様ってすごいという りんごは 第二希望は神様を目指すという。
それでは第一希望は何かと聞くと、第一希望はおにいちゃんのお嫁さんになること、兄妹では結構はムリだというのだが、鍵は結婚できる世の中を作るから安心してくれという。
帰り道、妹と学園の廊下で話している所を次々と見られてしまう妹との関係を怪しく見られる。
学校にいる女性陣が、健と思ったよりラブラブな感じじゃないとりんごは言うのだが、それは兄のことを思うあまりに、ほかの女の子と仲良くしていると焼きもちが焼けてしまうから、少し安心したということらしい。
最後は、建が妹との関係を先生に見られたために口止め料で、焼肉をおごるという話を、簡単に漏らしたばっかりに、生徒会メンバー全員を連れて行けという話になる。
健が携帯電話を落としてしまったのを拾い上げてみると
その待ち受け画面には、前回妹から送ってきたパジャマヘソダシ写真があった。
その後が記憶にないというのは、相当危険な話だが
妹に対する嫉妬心が蓄積していたのは言うまでもないだろう
一体何人の女に気に入られるんだ・・・
そのわりに親密に、なれないというのがこの作品の主人公の悲しさ
◆7話「Sサイズハンター」
影が薄くなりがちな準レギュラーキャラを目立たせるため、脇役クローズアップ宣言をする会長。
リリシアに杉崎を付きまとわせ、自身は真冬ちゃんを連れて放課後の町へと繰り出した。
そう、レギュラーキャラとは何たるかをその身で示すために...「Sサイズハンター桜野くりむ」が立ち上がる!
今回はいつもの生徒会室でのコント&漫才パターンではなく
健とリリシアのラブコメ風味になっており、
そこにくりむの不思議な行動の謎を解くという流れがある
リリシアは新聞部なので、くりむが真冬と出かけるのをゴシップネタにでもしようと隠れて取材をする。
これを生徒会から特命を受けた健が同行する。
結局くりむは普段、家からあまり出ない真冬との思い出を作るために一緒に買い物をしようと誘った。
買い物は二人で同じ柄のシャツを購入することで、この先別れてもまた会おうねという約束がこめられている。
この美談を知ってしまったリリシアは、二人だけの秘密の部分を入れないようにして記事を作成するという。
それを聞いた健がリリシアの奥に隠れている優しさに気づき・・・距離感がかなり縮む。
リリシアは卒業後結婚が決まっているというのだが健はそれをぶち壊すという実質的には告白をする。
リリシアの妹が健がいたことを察知して、健とリリシアの間がうまくいっていることで、リリシアの気持ちを考えてうれしくなるというもの。
リリシアは普通の女の子の顔をしていた。
今回、結構楽しめた
いつものパターンじゃないから相当がんばったんだと思うけど・・これもいいかなと思った。
◆8話「追いかける生徒会」
生徒会へ健の妹から連絡が入り、健が元カノの飛鳥と失踪したという。
健が来ていないことに違和感を感じ、来週には卒業式があるのにそのまま来なくなると困ると考えたメンバーは、全員一致で健が向ったとされる温泉に出かける。
一方、健はみんなの心配をよそに飛鳥と新婚さんシュチュエーションで温泉に宿泊、混浴露天風呂に釣られてしまう。
実際には混浴はなかったのだが、そこで色々な話が出てくる。
彼女は健のことをすごく心配していたのだが、健はそれでも大変な道を選ぶという。
それは、いつもの「ハーレムEND」だが、それを目指せば傷つく人が出るかもしれないと飛鳥はいうのだが。
そういう人も幸せにしながら目指すと健は言った。
生徒会メンバーと旅館で出会う健と飛鳥、生徒会メンバーが挨拶を交わすと、飛鳥はメンバーひとりひとりの弱点を付く会話でダメージを与える。
しかし、生徒会メンバーはそれでも楽しい会話ができたといってみんなで仲良うしようというのだった。
飛鳥はそれを見て健の言っていることが本当に目指せるかもしれないと思うのだった。
いよいよ来週が卒業 ハーレムはどうなるのだろうか
◆最終9話 「追いかける生徒会」
卒業式前日、いつも通りくだらない会議が行われる生徒会。しかし、一人残される杉崎はやはり浮かない顔。
生徒会の議題が次々と出される
「何を残すか」生徒会の一存の本を杉崎に渡す
「発つ鳥跡を濁さず」生徒会室を掃除するメンバー
出演者が全部出てくる勢い、りんごや飛鳥まで挨拶に来る
「送辞と答辞」卒業式にどんなコメントを言うのかを調べる
最後に杉崎からメンバー全員に送る言葉
感動のシーン 杉崎は皆のいいところを話す
メンバーから杉崎への言葉
皆は杉崎がダイスキだといって明るく別れの言葉を言う
明るいまま・・・笑顔で時間が過ぎていく
「また明日」ホワイトボードにはそう書かれていた
生徒会の皆さんお疲れ様でした!
スタッフの皆さん、声優の皆さんお疲れ様でした。
原作は新しい生徒会メンバーが設営されて彼女らとのやり取りになっているようですが今作のアニメは、これにて終了です。(9話で最終というのは珍しい・・)