メア さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
I ask of thee Art thou mankind?
「幻書」と呼ばれる本があった。
本来この世に在らざるべき幻の本―――幻書。
その本は正しい読み手が紐解けば計り知れない恩恵を与え、
ふさわしくないものが持てば、世界のバランスを崩してしまう、と言われる本。
中には『本』ではない幻書も存在した。
そのような幻書を封印するため、収める図書館が在った。
九十万と六百六十六冊の幻書を収めてい迷宮図書館
―――――ダンタリアンの書架。
また、焚書官と呼ばれるものがいた。
焚書官はそのような幻書をただ、燃やす。
幻稿と呼ばれるものがあった。
未だ幻書ではない幻書の卵。
未来、幻書となる可能性を秘めた書物。
ある者は幻書を封印し、ある者は幻書を焚書し、ある者は幻稿を幻書にしようとする。
そんな幻書を巡ったお話。
んな感じですかね^_^;
文章へたくそですいませんm(__)m
僕は好きな話でした。
1話完結の話で見やすいけど、話自体は分かりやすくないので、わかりやすい話が好きな方は薦めませんが………。
基本的にはヒューイとダリアンがメインで、
数話、ハルや教授たちがメインになる話がありましたが、
どの話も基本的に同じ舞台でなく、
いろいろな場所を飛び回っていたので飽きませんでした。
(いや、普通なんですけどね………いろんな景色が見れたってことにしといてください)
ダリアンとヒューイの絡みも好きでした。
最初は(ダリアンのヒューイに対する)あたりが酷かったのが、徐々に良くなっていき、ちょくちょくと認められたり、心配されたりするっていうところとかはかなり。
歌だとOPは好きでした。
(EDはよく分からなかった(-_-;))
ラテン語は詳しくないけど、聴いてて落ち着く(?)ような歌だったなぁ、と。
月は静かに語る
だれにも聴こえぬ声で
繰り返す潮の満ち引き
消えゆく記憶の情景
星は密かに記す
だれにも解らぬ文字で
無限の言葉が渦巻き
千億の本が産まれた
僕には空が広すぎて
時の刻みは速すぎて
何も知らぬまま虚しく
集めた言葉も
土の中に朽ちるだけ
それでも僕は叫ぶ
わけも解らず声を上げる
せめて響きは天にとどけ
日もやがて昇るだろう
卑屈な闇が答えた
未来を見た者はいないと
僕は虚空に手をのばし
冷たい風をつかむ
絶望よ吹き抜けろ!
夢も苦悩もすべて過去へ
地上はまどろむ薄明の中
僕は前に進む
まだ見ぬ明日へ