退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
人生いろいろ、ヤマトもいろいろ
1979年テレビ放送・1981年劇場公開:みんなが戸惑いを感じていたあの頃
さて、『ヤマト2』でヤマトや乗組員が生き残る歴史を無理やり作った後に作られた作品です。
そしてこの後の『ヤマトよ永遠に』のプロローグ的作品でもあります。
だから内容的にはいろいろと中途半端であまり面白いとは言えません。
『さらば』『ヤマト2』『新たなる』における松本零士と西崎プロデューサーとの関係は面白いです。
お互いに相手が主導して作った作品に不満を持ってます。
そしてそれが次の作品を作るきっかけになってます。
こうした意地の張り合いが『ヤマト』の運命を更に暗黒へと導くことになってしまうのですが・・・。
詳しくはWikiを読んでみるといいかもしれません。
声優さんたちも『ヤマト』の続編が作られることに相当の戸惑いを感じていたようですね。
私も子供の頃何か釈然としない気持ちで見てました。
友達の間でもあまり話題にならなかったような・・・。
子供たちのヤマトへの興味が薄らいできていることをはっきりと感じた作品です。
時期的にはそろそろ『ガンダム』時代の到来ですからね。
あ、レビュータイトルには大した意味はありません。
最後に島倉千代子さんの歌が流れるのでついw