Tuna560 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
『サマーウォーズ』作品紹介と総評
『時をかける少女』のヒットで有名になった細田守の初の長編オリジナル作品。
(あらすじ)
世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界、OZ(オズ)。そのメンテナンスのアルバイトをしている高校生の健二は、憧れの夏希先輩から田舎に行くというアルバイトを頼まれる。
気楽に応じた健二だったが、実は夏希の本家とは武家の血筋を受け継ぐ旧家、陣内家であり、曾祖母である烈女・栄のために夏希のフィアンセのふりをするというアルバイトだったのだ。さいわい栄は健二を認め、芝居は平穏のうちに終わるかに見えたが、その夜健二はケータイに届いた謎の数式を、数学の問題と考えて解いてしまう。しかしそれは、OZ世界を崩壊させ、現実世界をも混乱させる大事件の幕開けだった。(wikipedia参照)
テーマは「つながりこそが、ボクらの武器」。
家族のつながり、友達とのつながり、そして世界のつながり。そのつながりをもって、ネット上の大事件に挑みます。”人と人との繋がり”と”仮想空間”というある意味”真逆な”二つのストーリーラインを一つの作品として作り上げています。
舞台となる陣内家、その当主である陣内栄には政財界に幅広い人脈を持ち、国を動かせるだけの影響力をもつキーパーソン。その豪快っぷりは、観ていて本当に「スカっと!」します。
事件が発覚する物語の中盤から急激にストーリーが加速し、最後までそのテンションを維持しながら進んでいきます。アクションあり、笑いあり、感動あり。テンコ盛りの様で、実は絶妙なバランスで盛られている感じがします。
大人から子どもまで楽しめるエンターテイメントアニメです。
ジブリ作品と並んで、夏休みに放送されるアニメ作品の代表になるかもしれませんね。
(1/27:追記)