Tuna560 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『青の6号』作品紹介と総評
GONZOのOVA作品。
航海の安全を守る組織「青」所属の潜水艦、「青の6号」とミュータントとの攻防を描いております。
(あらすじ)
近未来。地球の人口は膨れ上がり、環境は劣悪を極めていた。世界各国は人類最後のフロンティア=海に希望を求め、新たな世界を築こうとしていた。そのために設立されたのが、海上及び海中の安全を守る超国家組織“青”であった。
そんな折り、海洋開発のリーダーでもある天才科学者ゾーンダイクが突然反旗を翻し、世界を恐怖に陥れる。彼は海水面上昇を引き起こして世界と人類の大半を海に沈め、そして彼が産み出したミュータントたちは生物兵器で武装して人類せん滅を宣言し、生き残った人間たちはその襲撃に脅えていた。
かつて“青”の6号の一員だった速水鉄は海上のスラム都市でサルベージを営んでいたが、6号の女性クルー紀之が訪ねてくる。速水は紀之の復帰要請を一蹴するが、その時街をゾーンダイク軍が襲う。(wikipedia参照)
ストーリーとしては戦争物によくある、「憎しみの連鎖の先に平和はあるのか?」をテーマとなっています。尺の都合上、背景や登場人物説明が不足していたりしますが、この作品の観どころは、やはり水中での戦闘シーンでしょう。特に最終話は最初から最後まで手に汗握る展開でした。
全4話、合計2時間弱ですので、気なった方は一気観してはいかがでしょうか。