明日は我が身 さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
心理描写が足りない。
キャラの行動動機や心理描写が無さすぎてのめり込めない。
大した心情変化の場面もないのに脚本の都合で毎週言うことが変わるキャラまでいる。
よくこういう意見に対して「考察が足りないからじゃない?」とか言う人もいるが、そもそも考察とは『「作品の中で示された素材」を素に「設定」や「ある場面を切り取った時の心情」を読み取る』ことで、最初から素材が提示されていないこの作品ではいくら考えても「スタッフはこういうふうにしたかったんだろうな~」としか感じないし、作品として必要最低限の素材の表現を伴っていない事実は変わらない。
結局それでは脳内妄想にすぎない。
1話も放送中にリアルタイムで複数回見直したがキャラ同士の「会話の受け答えが成り立ってる場面」が電車での祭との会話しかない。24分もあるのに。
その結果、一般人である集がなぜ命の危険を犯してまでいのりを助けにいくのかが集目線でもいのり目線でも第三者目線でもかかれておらず、「どれくらいいのりに思い入れがあるのか」「なぜ集は今の自分の行動や涯の言動に普通の感覚なら持つべき疑問を持たないのか」が不明で感情移入ができず、TV画面の中だけでしか盛り上がらない。
いのりに惚れたから助けに行きたい、という場面ならば、それが命をかけるという判断を取り得るくらい好きなんだ!と「どれくらい好きか」「どうしてそこまで好きか」先に表現するべきだがそれもない。ようはキャラの行動動機の説得力がないのだ。
ゆえに非常に支離滅裂だった。
スタッフ同士がきちんと噛み合わずに出来てしまったんだなっていう残念な作品。
ただスタッフの個々の仕事は良いので作画、演出、BGMはめちゃくちゃカッコいいです。
放送前にPVを見てワクワクと期待をしていたが、結局本編も「ちょっと長いPV」に過ぎないくらい音と映像だけでストーリーの筋が雑だった。
出来れば脚本を書いてる人だけ入れ換えて作り直してほしい作品。