「中二病でも恋がしたい!(TVアニメ動画)」

総合得点
88.3
感想・評価
6224
棚に入れた
29118
ランキング
119
★★★★☆ 4.0 (6224)
物語
3.8
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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ネタバレ

優馬 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現実(リアル)に抗(あらが)え! <最終12話視聴済み感想>

<はじめに>

中二病ってアニメによく出てくるけど、自分の周りにはいなかったタイプなんだよね。

まぁ冗談でアニメのセリフを真似するくらいのは、いたかも知れない。

それよりはお笑い&おばかブームで受け狙いのボケをするほうが、はやってた気がする。

だから、最初は、タイトル見て??って気乗りがしなかったんだけど見たら内容的にはアリだって思った。

軽いノリで変なことばかりやってるドタバタ喜劇にすこし青春の甘酸っぱい気持ちが入っている感じでほほえましく見ることが出来た。

5話までの間にヒロイン系キャラの紹介が一通り終わり、勇太と六花はこれからどうなるのっていうところで6話は終了です。

本編のほかに短編のLiteもあり、それぞれのキャラの特徴や本編になかったところがでていたりします。

二人の中がどんどん進展していくごとにシリアス展開へ
ワクワクしますでぇすw

<作品紹介>

番組タイトル<Lite>
1話 バレーボール
2話 邪王真眼・黎明篇
3話 わたしのお兄ちゃん
4話 肉じゃが作るよ!
5話 眠れる放課後の美少女
6話 凸守 VS 丹生谷


番組タイトル<本編> 現在10話放送済み

1話 邂逅の…邪王真眼
2話 旋律の…聖調理人(プリーステス)
3話 異端なる…双尾娘(ツインテール)
4話 痛恨の…闇聖典(マビノギオン)
5話 束縛の…十字架(ハード・スタディ)
6話 贖罪の…救世主(イノセント)
7話 「追憶の・・・楽園喪失(パラダイス・ロスト)」
8話 「二人だけの…逃避行(エグザイル)」
9話 「混沌の・・・ 初恋煩(カオス・ハート)」
10話 「聖母の…弁当箱(パンドラズ・ボックス)」
11話 「片翼の堕天使(フォーリン・エンジェル)」
12話 「終天の契約 (エターナル・エンゲージ)」(最終話)

<登場人物紹介>

◆富樫 勇太(とがし ゆうた) 声 - 福山潤

本作の主人公。実は中学時代中二病だった。

高校になって中二病をやめ、普通の学園生活デビューをもくろむために中学時代の知り合いがいない高校を受験した。
妹二人と母親とともにマンションに住んでおり、父親は海外へ長期出張中。

入学日前日の夜にマンションの上階からロープで降りてくる小鳥遊 六花と出会う。

入学日当日、自分の外見が気になる勇太は電車の待ち時間に駅のホームにある鏡をのぞこうとしていた。
偶然、同じ鏡をのぞこうとした丹生谷 森夏に出会う。
(ここ実は、後にわかるが二人共、元中二病で脱中二病デビューで人からどう見られるのかを心配していたというオチなのだw)

学園に着くとこの二人と同じ学校で同じ学年クラスだった。

中二病だった中学時代、「ダークフレイムマスター」と名乗る。
呪文「闇の炎に抱かれて消えろ!」を唱えていた。

入学時に過去を振り返りこれを封印することで最後に呪文を唱えたところを六花に見られ仲間扱いにされてしまい、そこから何かと付きまとわれる。

勇太も実は中二病の六花を見てみぬフリができないため振り回されつつもだんだん親密になっていく。

六花が拾った猫のきめらを押し付けられて飼っている。

学校では森夏とともにクラス委員長を務める。


◆小鳥遊 六花(たかなし りっか) 声 - 内田真礼

本作のメインヒロイン。
主人公 富樫 勇太と同じマンションのしかも真上の階に住む。
OLだった姉が一人住まいをしていたところに入学とともに引越しをしてきた。

真性の中二病で自称「邪王真眼の使い手」「イービルアイ」と名乗る。

片目にカラーコンタクトをつけて邪眼だとしており、邪眼を封印するためその上から眼帯をしている。

左腕に巻いた包帯の下にはマジックで描いた呪いの刻印がある。
マンションの自室には怪しげな置物が、所狭しとおいてある。
ベランダからロープで下に降りる際、階下にある勇太の部屋へ勝手に入ることがある。

姉を敵だと称し、姉妹げんかを行ったりする。
姉はネコアレルギーなのによくネコを拾って帰るためそのつど戦争になるらしい。

今回は巻き込まれた勇太がネコを引き取ることで落着した。

部活の勧誘を見ていて自分たちで勝手に部活を作ることを提案する。
部活設立って?!ハルヒの憂鬱のような・・・・?
ちなみに自分は六花を見ると何故だかニャル子(這いよれニャル子さん)を思いうかべてしまう。

勇太に惹かれており少しずつその思いが愛に変わっていく。


◆丹生谷 森夏(にぶたに しんか) 声 - 赤崎千夏

勇太のクラスメイトで、クラス委員長。
入学式では新入生総代を務めた。クラスでも一、二を争うほどの美少女で男子に非常に人気がある。

学業成績は優秀だが数学だけは苦手で勇太に勉強を教わろうとする。

普段は猫をかぶり落ち着いた性格の優等生だが、その本性は
傲慢・凶暴な性格。

実は勇太と同じく元中二病患者で、精霊魔術師になりきり「モリサマー」の二つ名でネットを中心に活動していた。

今はそう呼ばれるのを嫌がり、その当時の事を指摘されたり振り返っては恥ずかしさに身悶える。

その苦い思い出もあり中二病には否定的で直ちに治療すべきという態度を取る。

高校に進学する際に中二病を卒業し、黒歴史であるWEBページへの書き込みを完全に削除し、忌まわしい記録を抹消したつもりだったが、凸守が自分の書き込みをコピーして保管している事を知り、彼女に接触してこれを処分するために六花の設立した同好会に入った。

後には自分がモリサマー本人であると明かすが、凸守には信じてもらえず「偽モリサマー」呼ばわりされ顔を合わせれば喧嘩する関係になっている。

同好会のメンバーには素の自分を見せるが、他のクラスメイトには物腰の柔らかい態度を崩さない。


◆一色 誠(いっしき まこと) 声 - 保志総一朗

勇太のクラスメイトで、高校で勇太に初めて出来た友達。
女子のプロフィールなどの情報を集めてメモするなど女子が大好きな変態。

中学時代は野球部で坊主頭だったが、高校進学時に念願の長髪にした。
女子にモテる為に軽音楽部に入部し、エレキギターを抱えて歩くが、演奏は上手くない。

ラブレターを巡る騒動のなかで、丹生谷の本性を知る。
自分が主宰した女子ランキングが発覚してクラスで問題となったが、その全責任を独りで負って丸坊主となり、その潔さから男子からは英雄扱いされている。

以降、丹生谷にはタメ口を利くようになったが、くみんには
惹かれてる。


◆五月七日 くみん(つゆり くみん) 声 - 浅倉杏美

アニメ版オリジナルキャラクター。
高等部2年4組で、勇太や六花の一つ上の先輩。
10月生まれ。飼い猫を探していたところで勇太達と知り合う。
おっとりとしたマイペースな天然少女で、勇太や六花と気が合う。
勇太ともども小鳥遊姉妹の喧嘩に巻き込まれ、勇太と六花の中二病の事を知るが、それでも態度を変えずに接する。

ロッカーに多数のマイ枕をしまっており、その日の気分にあわせた枕を持ち出して、どこでも寝られる特技をもつ。
同好会のメンバーの中で唯一中二病とは無縁だがノリは良く、だんだん空気に染まりつつある。

最年長だが、六花からは呼び捨てにされ、森夏からはタメ口をきかれた上に八つ当たりの捌け口にされ、敬われていない。
本人はそれでもみんなといるのが好きなようだ。
周りが個性が強すぎるために癒しキャラとして必要となってきた。


◆ 凸守 早苗(でこもり さなえ) 声 - 上坂すみれ

アニメ版オリジナルキャラクター。中等部3年生で勇太や六花の後輩。
くみんからは「デコちゃん」と呼ばれている。
現役中二病患者で、六花の唯一の弟子にして「ミョルニルハンマーの使い手」の称号を持つ六花の「サーヴァント」という設定。

六花を「マスター」と敬い同好会メンバーとなった。
長いツインテールの先端を錘のようなものに収め、感情に任せて勢いよく振り回すが、激しく動きすぎると髪が身体に絡まって自滅する。
会話では言葉の端々に他アニメのセリフを混ぜ込み、語尾に「・・・Death(デス:死)」をつけ、気分が昂ぶると六花と共にBGMを口ずさんで場を盛り上げる。

妄想世界では、巨大な槌の形をとるミョルニルハンマーを振り回し、六花と同じく「爆ぜろリアル! 弾けろシナプス! バニッシュメント・ディス・ワールド!!!」を唱える。

六花とは二年前にエレクトリカルオーシャンで知り合った。
一年前にネットで「異世界への行き方」という質問に答えてくれたモリサマーを六花の次に敬い、その言葉をコピペして『闇聖典(マビノギオン)』に纏めて愛読しているが、実際に対面した森夏とは折り合いが悪く、モリサマー当人と認めずに「偽モリサマー」呼ばわりする。
加えて「モリサマー」の言葉を突きつけ、ダメージを被る
森夏を見て偽者であると確信を深める。
学校の成績は中等部トップで、既に高等部の推薦も決まっている。
なかでも得意なのは数学で、高校1年の問題も簡単に解く。

本を読む時はぐるぐる眼鏡を掛ける。
牛乳を「白き水」と呼んで苦手とし、森夏から強引に飲ませる嫌がらせ受けたこともある。


◆小鳥遊 十花(たかなし とうか) 声 - 仙台エ

アニメ版オリジナルキャラクター。六花の姉で、一緒に暮らしている。
六花は姉を「不可視境界線管理局の魔術師であり六花の敵」と設定し、「不可視境界線上の聖調理人(プリーステス)」と呼ぶ。
気が強く姉御肌な性格。
重度の猫アレルギーで触れる事もできない。

六花の中二病と、彼女が拾ってくる猫には手を焼き、厳しい態度で六花らに接しオタマを武器に懲らしめる。
腹黒い一面もあり勇太が元中二病である事をネタにゆすり六花が拾った猫を強引に押し付けた。
夢葉には優しく接し、面倒見がいい一面を見せるが、夢葉相手に遊ぶママゴトの内容はシュール。
シェフの仕事をしており(そのためか食べ物の好き嫌いは許
さない)料理の腕は一流で六花の弁当を毎朝作る母親的な存在でもある。
趣味は面白動画サイトに投稿する事。
黒系のグレー色のロングヘア。姉妹揃って、アホ毛がある。


<れびゅ~なのでぇす>

<7話までみて>

十花の依頼で六花の実家に行くことになった勇太。
そこに部活メンバーがぞろぞろとついていく、旅行途中でのお約束のドタバタとは程遠く六花の態度がおかしい。
勇太はそこに気がつくものの理由がわからないまま実家へ到着。

実は、父親が死んだときに詳しく聞かされないままに死んだ事実だけ伝えられたことから、六花の中ではもやもやが残っていた。
実家というのも親が死んだ後に引きとられた祖父母の家だった。

昔すんでいた家に行こうとする六花、妨害しようとする十花。
勇太の協力で本当に実家についてみるとそこにはもう家がなく花が咲く一面の空き地(売り地)になっていた。

今までの面白おかしい展開から一転して、六花の陰の部分の
話になってきた。
中二病ともなんらかの関係がありそうだ。

父親が死んだそのときに境界線の向こうにいる父親を見たという・・どうやらそれが境界線を探す理由なのかもしれない。

戦おうとする姉妹 そして勇太はどうするのか

<8話のおはなし>

子供のころ住んでいた実家に帰ってきた六花、そこにはもう家などはなく空き地なっていた。
花が一面に咲いていたその空き地を見て、六花は十花に戦いを挑む。

しかし、戦いはその場から逃げていくためのようだ・・
六花は父親の死を受け入れられないままらしい、そのことで現実を拒絶している。
十花は現実を直視させようとするのだが・・・六花はにげてしまう。

六花は、極東魔術昼寝結社の夏メンバーを残したまま一人電車に乗って帰ってしまう。
ギリギリ後を追っていた勇太はその電車に間に合いなんとか二人で帰っていく。

家に帰ると部屋のカギを持っていないことに気がつく六花。
しかたなく勇太の家に行くのだが、勇太の家は誰もいなかった・・・二人っきりの夜を過ごす。

中二病になってしまったのには理由があった。

それを知って勇太は六花に優しくなれるんだね。
六花は自分を受け入れてくれそうな勇太に惹かれていく、いい雰囲気になってきましたが、残りの面々は?w

個性が強くて面白いけど、少しだけシリアス展開が入ってきました。

キャラもかわいくて期待してます。

<9話のおはなし> 

二人で過ごしたあの日から幾日かがたって、勇太と六花の間には会話もなくすれ違いが続いています。

勇太はお父さんのことを、まだ引きずっているだろうぐらいに思ってるけど、六花は勇太のことが気になって仕方がない
から変に意識して近寄れなかったのだ。

十花も心配して勇太に六花はどうなのか聞きにきた。
実はご飯もまともに食べないらしい・・・(恋煩いとゆうやつだな)

ある日の昼休憩、相変わらずトマトを残している六花に話しかけようとして、勇太がトマトをつまもうとすると、すごい勢いで六花は逃げ出していく。

校庭に出るとくみんがお昼寝中w どこでねてるのw
六花はくみんに勇太が近くに来るとドキドキすると話をする。

ある晩、学校際の打ち合わせで集まる約束をしていたが、森夏のところに来たのはくみんだけだった。

くみんは六花が言っていた話しをすると、森夏は六花が勇太に恋をしているときずく。

そこから森夏の六花への応援が始まる。
まずは六花に自分の状況を認識させるために話をする。
森夏に言われて始めて恋だと認識する六花。

森夏は勇太との間を取り持つ秘策を六花に授ける、とはいうものの恋愛ガールズ雑誌にかかれていることのままなのだが・・・(森夏も中二病だったから恋愛など知らないわけだ)
いろんなことをやらせるが、なかなかうまく出来ない六花のために最後に釣り橋効果作戦で仲良くさせようと二人を校舎の屋根に上らせた。

二人きりになっていろんな話をする勇太。
そんな勇太の優しい言葉に感動して勇太に近寄る六花。

ところが屋根に滑って落ちそうになってしまう、どうやっても手が届かない勇太は森夏が3階からなら届くかもしれないと言われてあわてて3階へ向かう。

六花の体が半分落ちてきていたがそれを抱きかかえるようにして勇太は六花を助け出した。

思い切り抱きついて泣く六花を勇太はぎゅっと抱きしめる。
お互い抱きしめあったまま六花は勇太の名前を連呼している。(おぉwいいねいいね)

森夏は3階へ来て二人の様子を見て安堵を浮かべた。(モリサマーえらいっよくやったね)何とか成功してよかったという想いがあったことは間違いない。

二人の距離は急接近、勇太も六花のことを意識していて悪い気はしていないようなので何事もなければうまくいきそうだが・・・・。

校舎の3階で抱き合うふたりを夕日が照らしていた。
・・・最後に一言勇太が「六花」と呼ぶ言葉には、すごく暖かいものがあった。

次回はどうなるのかドキドキが止まらない

<10話のおはなし>

勇太は六花を抱いた感触が忘れられない、初めて女性を意識したことで気持ちが高揚して(男ならわかる描写で、ついうなづいてしまった あるあるw)六花の代わりにカーテンを抱きしめて思い出している。
そこへタイミング悪く誠が来た・・え?六花??思い切り蹴られる誠w(空気読めぇ笑えるけど)勇太「忘れろ忘れろ忘れろっ」って蹴りすぎw 
一方、六花も抱きしめられていた感触を感じていた。
このタイミングでのOP曲がすごく合ってる。

空気読めない凸森、六花が悩んでいるところへ登場
突然、六花は凸森を抱きしめてしまう、ちょいマジな凸森がかわいい、どうやら百合属性らしい。

六花は凸森に勇太とのことを話す「勇太が好き」どうしたらいいのかを凸森に聞く、必ずうまくいくとはげます凸森

勇太は誠に六花のことを言う誠は「人を好きになるのに理由はない」と言って励ます。 

勇太は勇気を振り絞って六花を誘ってふたりで帰る。
告白をする気なのだが、どうやら六花も同じ目的のようだ。
きゅんきゅんモードが炸裂のところで雨が降ってきた。
お互いに話があるといい六花の傘をさして外を歩く。
橋を渡る途中、傘が車の突風で飛ばされてしまい川ぎしに・・・二人で取りに降りていく。
ふと見ると向こう岸が光で溢れている「きれい」
六花は「好き」という、勇太も考えてきたセリフを言わせてくれと言って「恋人になってくれという」六花は「はい」と勇太にもたれかかりながら返事をした。

家に帰った勇太を待っていたのは十花だった。
自分は外国へ行ってしまうから母親と六花が一緒に住むことになるのだが、二人のことをお願いしたいと頼む。
父親のこともありどうやら母親との間に姉よりも溝があるようだ。

学園祭当日になった。
部活で演技を行う予定の勇太(ダークフレイムマスター姿)と六花、六花は嬉しくて写真撮りまくる。
先に行ってると言って出て行った六花にかわり、六花の母親がお弁当を持って来た。
勇太は六花に言ってしまう「眼帯をとれと」・・・
勇太と六花の演技はなくなった・・・勇太のもとにはお弁当が残る。

学園祭の最後、会場で飛び入り大会をやっていた
誠は、くみん先輩に付き合ってくれというがくみん先輩は寝たままで嫌だと返事をする。
そのあとで六花が出てきて歌を歌う、その場に来た十花はあの歌はお父さんが好きだった歌だという。
この歌にはなにか思い出とかあるんですか?司会から言われたとき、いきなり眼帯を外す六花、その目には色コンタクトもなく、邪王真眼ではないただの六花になっていた。

さて、続きはどうなるのか もうすぐ終わりなのかな

<11話のおはなし>

十花との別れが来る 六花は普通の女の子になっていた 別れを悲しみ、送りだす・・・・十花は、勇太に感謝した。

六花が眼帯をしなくなって3週間が過ぎようとしていた・・・。相変わらずいい感じのOPがはじまる。でもそこにいる六花とと今の六花とのギャップ・・・本当にこれでよかったのか勇太。

でも、すごく可愛くなった六花。愛の力なのだろうか・・・しかし勇太よ、恋愛中のカップルという感じがないぞ?!

相変わらずの凸森がいいよね、だんだん凸森が良くなってきたけど挑発に乗らない六花。

それでいいのか・・心で六花に問いかける勇太、でも自分がそうしたはず・・・それは言えないよね。

普通の子になった六花はクラスの仲間から浮いていた分、今からお友達を作っていく。みんなに馴染もうとガンバっている姿が眩しい。

森夏も聞く本当に六花はあれでいいの・・・。勇太はそれに答えられない十花が喜んでいるからと返す。

凸森は本当に健気に六花にアプローチをしてくる。
そこで部活を解散するという話をする六花。

食い下がる凸森を連れ出す森夏・・・凸森が可愛そうだけどそれを受け止めて抱きしめる森夏。

「勇太も六花も二人共意地になっているだけなのではないのか?」森夏は、勇太に言う・・・きっと六花が無理をしている姿が痛々しいのだろう。

六花は部屋の中も掃除する。
意味がわからないほど、いろんなガラクタがある、その中でも懐かしいものもあるはずだが、お母さんのために淡々と片付ける六花。

勇太に相談する六花・・・お母さんとお父さんのお墓参りに行くという話なのだ。

ちゃんとした答えを返していない勇太。

六花は「ありがとう」というが本当にそれは期待した答えがもらえたからなのか?

急に去ってしまった六花の言葉が気になる勇太。

見送りの日「ありがとうってよく言うよね」という勇太。
六花は、帰るとは言ったが、はっきりしない。

凸森が来て行くのを止めようとする・・・きっと凸森が一番、六花の心を理解できているのではないかと思う。

中二病の表現しかできないだけで凸森は六花のことを考えていた。

勇太は言う、現実の話、父親が死んでいることを認めるしかない逃げていてはいけない・・・確かに正当論なのだ。

それは、凸森もわかっていた・・・泣きながら走っていく・・それを見て勇太は俺の言いたいことは本当はそんなことじゃない・・・やっぱり反省していた。

勇太がもっと素直になるべきではないのか
このまま心が壊れていきそうな六花をどう受け止められるのだろうか・・・。
自分自身の問題だから現実を直視しろという答えは本当に正しいのか?

この先の二人はどうなっていくのだろう・・・求め合っていたのにそれが、求めていた姿ではないことをわかっていても、後戻りできないのは、相手のことを本当に考え信頼しているわけではないと思う。

お母さんが喜ぶから自分たちは我慢すればいいのか?
それはまだ本当の答えではない。

◆12話「終天の契約 (エターナル・エンゲージ)」

六花は勇太が望むであろう、お母さんに気にいられる六花を演じていた・・・・・。

勇太は、それに全く気がついていない。正しいことをしたんだと信じようとしている。それが六花の幸せだと・・。

そんな状況の中で怒涛の最終回

周囲の人間も影響を受けずに入られなかった、いろんなことを思いそれぞれが正しいと思うことをし始める。

凸森は、中二病をやめて1人で部室の片付けを行っていた。
邪王真眼がいなくなったから・・・彼女なりのあきらめ、けじめでもあるのか。

そこへ誠が走ってくる「くみん先輩が大変だ」見に行くと眼帯姿で邪王真眼になっているくみん先輩がいた。
まんま六花を見ているようでクォリティが高いw

六花から引き継いだのだという
やれやれと思って部室に戻ると綺麗に片付いた部屋の中に森夏がいた。
彼女は他の部の誘いを受けていたが、いろいろ聞いているうちに皆中二病のようなものだという。

それぞれが何かのために何かを演じているんだと自分たちも普通の高校生を演じているんではないかという話しをする。

勇太は深く考え込むが自分自身では何も答えを見つけられない。
六花が学校に来なくなって、勇太の心配が的中する。
ある日家に帰ると妹が、引越しの荷物を運送屋が持っていったというのだ。

あわてる勇太・・・六花のところへ向かおうとするが夜遅くて電車がない。

誠のところへ行き自転車を借りる
今から六花の家に行くんだと告げる。

タブンここから誠が裏でがんばったんだと思う・・・作品中には出てこなかったけど彼がメンバー全員に連絡したんだと最後のほうでわかる。

自転車で走り出す勇太の前に出てきて待てをかけたのは、二代目邪王真眼のくみん先輩だった。

彼女は六花から聞いた話をすべて勇太に告げる。

中学生の頃、父親を亡くしたが実感がないどうしていいのかわからない自分の前に勇太がいた。
勇太は中二病のまっただなかで・・・でも自分の作った世界で生き生きしていた。

それをずっと見ていた六花はある日、勇太の影響を受けて中二病になっていったのだ・・・自分が作り出す自由な世界の中で彼女は確かに救われていた。

そしてその頃から勇太には惹かれていた。

勇太は気がついた・・・そんな頃から自分の影響があったこと、そういう自分が眼帯をはずして母親と仲良くしろといってしまったこと。

彼女の中二病は自分の性かもしれない、しかしそれは彼女が自分で選択したことだった。

今回の件は、彼女が出した答えではなく影響力がある自分が仕向けてしまっただけだったということを反省する。

涙を流しながら叫んで六花のところに走る勇太がいた。

夜中、実家の2階にある自分の部屋で涙を浮かべる六花。

気がつくとガラス窓から音が聞こえる、あけてみるとそこには、息が切れそうな勇太がいた。

勇太は1階の屋根に登り、2階の六花の部屋まで来ていた。
勇太は言う「邪王真眼よこのダークフレイムマスターと再契約をせよ」それを聞いて感激する六花。

しかし声が大きすぎて家人に知られることになり警察まで呼ばれてしまう。

六花はそのまま勇太の胸に飛び込み・・・そして二人の逃避行が始まる。

そこに来ていたいつものメンバーが、家人や警察の邪魔をして二人を逃がす。

誠、くみん、森夏、凸森たちに助けられて二人は自電車で走っていく・・・いい感じだ。

途中砂浜を見て海の向こうに見えるイカ釣り漁船の光を不可視境界線だといっていたことを思い出す六花。

勇太に「あれは単なる光なんだよね・・」という
ところが勇太は自転車を止めて砂浜に歩き出して「みていろ」そしてダークフレイムマスターの能力を使う。

二人の前には境界線が現れて、六花は父親との別れを行った。
本当ならこれを、行っているべきだったんだよね・・・
まぁ回り道したけどやっと心の中でお別れが言えた六花。

勇太は、六花をつれて自転車でひたすら自分たちの町へ走っていく・・・警察に追われながらww

・・・・・そして いつもの日々が始まる
そこにはマンションの上からぶら下がっている
眼帯姿の六花がいた

勇太は苦笑いをしながら 六花に微笑んでいた。

最後はとても感動しました。
12話に収めるのは少し大変だったと思うけど、なかなか面白い作品でした。

楽しいところもたくさんあり、個性の強いキャラたちはその後どうなっていくのか気になりますね。

スタッフさん、声優さん どうもご苦労様でした。

投稿 : 2012/12/20
閲覧 : 332
サンキュー:

32

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