Tuna560 さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』作品紹介と総評
深夜枠にも関わらず大ヒットした『コードギアス』シリーズ第2作。前作に引き続き、ルルーシュとスザクのダブル主人公で物語が進行します。
前期レビュー:http://www.anikore.jp/review/385201/
(あらすじ)
神聖ブリタニア帝国に支配され「エリア11」と呼ばれた日本は、反ブリタニア勢力「黒の騎士団」主導による独立戦争を起こすが、「黒の騎士団」の指導者ゼロの失踪により大敗を喫してしまう。「ブラックリベリオン」と名づけられた戦争は黒の騎士団幹部の捕縛、日本への更なる圧政、そしてゼロの処刑を招く結果となった。
その1年後、学生としての日々を過ごす少年ルルーシュ・ランペルージは黒の騎士団残党の襲撃に巻き込まれ、少女C.C.との邂逅により、自分がゼロであることを思い出す。記憶を取り戻したルルーシュはゼロとして復活しブリタニアを倒すため再び反旗を翻す。(wikipedia参照)
個人的な感想ですが…後半から凄く面白くなりましたが、前作と比較した際、インパクトに欠ける印象があります。
特に気になったのは、「ナイトメアフレーム」による戦闘シーンです。ナイトメアフレームは空を飛べない設定でしたが、今作からは飛行能力が標準装備になり、空中戦が主体になりました。
前作の様に「地の利」を活かした戦術と言う描写がなくなってしまい、この点は確実にマイナスポイントです。
ストーリーに関しては前作同様、深いヒューマンストーリーは必見です。しかし…強いて言うなれば、後半はとても楽しめたのですが、前半は回りくどかったり、蛇足が多かったりという点が気になりました。
シリーズとしてみれば名作ですが、こちら単体で観た場合、とても中途半端な印象を受けます。