annabanana さんの感想・評価

4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

タチコマっち下さい。

ついに見れた、攻殻機動隊！

言うまでもないくらい名作なので、見る前からとても楽しみでしたが、あまりにも期待しすぎていたのか、見終わった後は満足した～程度で終わってしまいました（´・ω・｀）
もっと「さ４；－９ｒふぇｗ攻殻機動隊YABAI！！！！！」ぐらいになると思っていたので、少し拍子抜けですが、でもこの作品の人気には納得納得です！

とりあえずタチコマがかわいすぎる件について。
{netabare}あのメカ感１００％の見た目からあのめっちゃおちゃめでかわいい声が発せられた時から目をかっぴらいてタチコマたちを凝視していましたが、
最終決戦でバトーさんのために戦ったときとかはもう愛おしすぎて辛かった…（´；ω；｀）なんてイイ子たち…

そのタチコマたちにかかわる大きなテーマ、AIが人間的な知恵を付け始めたらどうするべきか、という問題はSFではありがちですが、タチコマたちは珍しく暴走とか反乱とか起こさなくって、最初から最後まで９課含め、老人ホームや工事現場などでも人間に従順でいて、またキュンキュンしてしまいました（＊´Д｀＊）

ストーリーとしては、一つの事件がまた違う事件の発覚につながって、最終的にそれが一つの点に集結しているっていう構成は飽きないし、イモずる式にどんどん悪いやつが出てくるのは「自分だけは大丈夫って安心しきってた悪役ざまぁw」とスッキリするので好きです（笑）

そして笑い男事件！
なんかいろいろすごすぎて、開いた口がふさがらなかったです！
私はITとコミュニケーションをちょっとかじっているので、スタンド・アローン・コンプレックスはとにかくすごく興味深かったです。
それと同時に、ほぼすべてが電脳／情報化された世界はきっと現在以上に貧困／情報の格差が広がっていくので、こういう世界がいつか来るのかもって考えると未来が怖くなったりもしました。
でもこのような今はありえないと思えるけど、いつか来るかもしれない未来に立ち向かうための強さは、自由な想像力によってのみ培うことができるはず。
だからSFアニメはこういう風にぶっとんでいて良い。
…って虚淵玄さんが言ってました（笑）
{/netabare}

個人的にはNCISとかアメリカの刑事ドラマを見ているような気分でした。
{netabare}１番悪いやつは政界の頂点のあたりにいて政治的にかなりの影響力を持っているっていう点が。{/netabare}
外国でも圧倒的な人気を得る理由もわかります。

あと、首の後ろにコードをつなげるたびに首の後ろ押さえてしまっていたのは私だけでしょうか（笑）
なんか見るたびにむず痒くなっていました（笑）

９課のメンバーだとサイトーさんが一番好きです（＾ω＾）ぐふふ

とりあえず大満足！