Tuna560 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
『交響詩篇エウレカセブン』作品紹介と総評
バンダイとボンズが中心となって発足したメディアミックスプロジェクト「Project EUREKA」の中核を担う作品。
(あらすじ)
スカブ・コーラルと呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆い、目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う、とある惑星。
その辺境の街ベルフォレストに住む14歳の少年レントンの自宅に突然見たこともないLFOが墜落しレントンの部屋を半壊させる。巨大なリフボードで滑空する人型機動メカ、LFO。その世界最古の機体 、ニルヴァーシュ type ZEROの中から現れた神秘的な少女・エウレカだった。
整備工場を営むレントンの祖父であるアクセルに機体の整備をお願いするが、突如ミサイルが飛来し工場は大破、エウレカは応戦するためニルヴァーシュに乗り出撃してしまう。彼女は軍に反抗するカリスマアウトロー集団、ゲッコーステイトのメンバーだったのだ。(wikipedia参照)
主人公の少年レントンがヒロインである少女エウレカと出会って恋に落ち、ゲッコーステイトのメンバーとして徐々に成長していくボーイ・ミーツ・ガールの物語である。
本作品の特徴は、過去のアニメや映画作品、テクノ音楽などに対するオマージュもしくはパロディが多数見受けられる点です。物語の設定やストーリー構成にもそれを大胆に取り込んでいいたりします。
(ex:ニルヴァーシュ→ニルバーナ/バンド名、他:SUPERCAR,電気グルーヴの挿入歌)
特に、90年代のアニメの特徴や要素が凝縮されていますので、子どもの頃に観ていた頃のアニメのような親しみやすさを感じました。
どうも私は「ボーイ・ミーツ・ガール」が好きみたいです。一人のヒロインをただひたすら一途に想い続ける主人公には、やはり好感が持てます。
最近はやたらとヒロインを並べてチープな「ハーレム」展開を繰り広げるドタバタラブコメが主流ですが、もっとこういう作品が出てきてほしいです。