234 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
まさかのファンタジーとは!?
あらすじとしては、主人公の葉月君が花屋さんの店長さん(以下、六花さん)に一目ぼれし、アルバイトを始める。そこに、幽霊の旦那さん(以下、島尾さん)が登場し、翻弄されつつ、奇妙な三角関係になってしまう恋愛もののアニメ。
ストーリとしては、幽霊モノの恋愛という事とで洋画だと「ゴースト」や邦画でいうと「黄泉がえり」の最後のように幽霊はいなくなる(このアニメの場合は最後まで、島尾さんは浮遊していたが)定番の話。
途中は、葉月君が島尾さんに体を貸してしまい、絵本の中に彷徨うことになる、ファンタジーの要素もある。
登場人物の心情はまるで幽霊の島尾さんのごとく、ユラユラしていく訳だが、そこに惹きつけられた。
視聴していると、最初は島尾さんの歯がゆい気持ちが伝わってきて、後半になると葉月君の六花への思いが純粋すぎて、だんだん、葉月君が可哀そうになってくる。最後は予想できたが、ハッピーエンドではあるので、全体的には楽しめた。
島尾さんの「この場所は大事にされすぎた」という言葉が最後、印象的だった。