Tuna560 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
『STEINS;GATE』作品紹介と総評
人気ゲームのアニメ化作品。
海外でも評価の高い作品ですね。
(あらすじ)
秋葉原を拠点とする総勢3人の小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーで、厨二病から抜け出せない大学生の岡部倫太郎はサークル仲間と日々ヘンテコな発明を繰り返していた。2010年7月28日、岡部は単位取得のため同期にして友人の橋田至と共に向かった講義会場で、弱冠18歳でアメリカの科学誌に学術論文が掲載された天才少女、牧瀬紅莉栖と出会う。しかし、彼はその数時間前にラジオ会館の8階奥で大量の血溜まりの中に倒れる彼女を見ていた。そしてそれを橋田へ報告した携帯メールは、何故かその1週間前の日付で受信されていた。その直後、ラジオ会館ビル屋上に人工衛星らしきものが墜落しており周辺が警察によって封鎖されていたことに気付く。
検証の結果、発明品の一つである電話レンジ(仮)が偶然にも携帯メールを過去へと送るタイムマシンとしての機能を備えていたことが判明する。そしてその偶然が全世界の未来を左右する出来事になると、世紀の大発明に浮かれていた「この時の」岡部自身は知る由もなかった……。(wikipedia参照)
本作に登場する設定には、一部事実に基づいた物があります。ジョン・タイターの書き込みやセルンなどがそうですね。様々な要素を上手く物語りに挟み込み、一環したストーリーに仕上がっていると思います。
タイムトラベル物であるが、明確なタイムマシンはなく、「過去を改変することにより、未来が変わる」ことを細かく描いています。徐徐に明らかになるタイムループの理論や隠されていた人物関係が巧妙で、毎回注意深く観る必要があります。また、ストーリー中には非常に多くの伏線が張り巡らされており、物語の結末に向けて一気に収束していくという構成を取っている。
時間をかけてみるより、一気に観てしまった方がストーリーを理解しやすいと思います。