Tuna560 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『機動戦士ガンダムOO』作品紹介と総評
ガンダムシリーズ通算12作目。
テーマは「ガンダムによる世界の破壊と再生」。
本作は西暦の延長線上とした架空の紀年法が使われていた過去の作品と異なり、西暦2307年の地球を舞台に、武力での戦争根絶を目的とした私設武装組織「ソレスタルビーイング」を主軸に据えた物語となっています。
(あらすじ)
世界三大国家群によるゼロサムゲームが行われるなか、額に“GUNDAM”と刻印されたそれらの機体によるテロが世界各地で行われる。
この騒動にメディアが沸き立つ中、世界に向けて1つの声明が発表される。4機のMS「ガンダム」を所有する私設武装組織「ソレスタルビーイング」は、戦争・内乱など世界中のあらゆる武力紛争に同じ武力をもって介入し、戦争根絶を目指す集団であるという。それは「平和のための武力行使」という矛盾を抱える行為であった。(wikipedia参照)
第1期では「世界の破壊」を描いており、「ガンダムが世界と敵対する存在」という設定が今までのガンダムシリーズにはなく、とても新鮮でした。
戦闘シーンの描写の細かさ、深くまで作り込まれた設定など、ガンダムシリーズの中でもトップクラスの出来だと言える。
また、敵対勢力の登場人物の状況も細かくしっかり描かれ、見応えは十分あります。
「21世紀のスタンダード・ガンダム」はガンダムSEEDと一般では言われていますが、個人的にはこちらを推したいです。