Tuna560 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『機動武闘伝Gガンダム』作品紹介と総評
「これはガンダムですか?」と聞かれれば、「いいえ、Gガンダムです!」と答えられずにはいられない名作(迷作?)です。
本作はこれまでの宇宙世紀作品と繋がりのないパラレルワールドであり、いわゆるアナザーガンダムの始まりである。
(あらすじ)
世界の覇権を戦争ではなく、各国を代表する格闘家達が操るガンダムを用いた格闘技大会「ガンダムファイト」で争う世界。
未来世紀60年、各国コロニー間の覇権をかけてガンダムファイト第13回大会が始まった。主人公 ドモン・カッシュもその1人として、地球をリングにして他の選手たちと闘う。
しかし彼の真の目的は、とある事件で祖国であるネオ・ジャパンを裏切った上にアルティメットガンダム(デビルガンダム)を奪い失跡した兄、キョウジ・カッシュを探すということであった。(wikipedia参照)
さて、今までの「ガンダムシリーズ」の常識をリセットし、新たな世界観・新たな戦争は、従来のガンダムファンを驚かせたのは言うまでも無いでしょう。(実際、当時のアンチによる批判は相当なものだったそうです…)まだ子どもだった私にとっては、そんなのは関係なかったですけどね。
熱血と根性を具現化した様なキャラ、一緒に叫びたくなる様な必殺技の数々、山場が複数乱立された熱いストーリー展開…。最初からクライマックスなテンションと勢いを、最終話まで一貫して引っぱり続けた作品は稀だと思います。
この設定は残念ながら、本作以降では存在しませんが、20周年とかで続編できませんかねぇ…。