「機動戦士ガンダム F91(アニメ映画)」

総合得点
72.3
感想・評価
463
棚に入れた
2550
ランキング
1168
★★★★☆ 3.8 (463)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.7

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Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『機動戦士ガンダム F91』作品紹介と総評

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の30年後の設定であり、それまでのシリーズに登場した人物は登場しません。まさに、宇宙世紀・新章突入です。

(あらすじ)
宇宙世紀0123年、「コスモ貴族主義」を掲げ、地球連邦政府の打倒と理想とする"クロスボーン・バンガード(C・V)"のマイッツァー・ロナ、鉄仮面に率いられた部隊は、フロンティアサイドのスペースコロニー「フロンティアIV」を急襲する。 街を覆う戦火と混乱と容赦ない死の中で、民間人の少年 シーブック・アノーは襲撃から避難するために、友人達とともにコロニーを脱出するが、同行していた内の一人 セシリー・フェアチャイルドはC・Vに連れ去られてしまう。セシリーの素顔はマイッツァーの生き別れの孫娘ベラ・ロナだった。
シーブック達は近隣のコロニー「フロンティアI」に辿り着き、地球連邦軍の宇宙練習艦スペース・アークに保護される。艦内にはF91と名付けられた整備中のMS(モビルスーツ)があった。(wikipedia参照)

前作『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』で、「ニュータイプ」に関しては一応の決着がついたとされたので、本作ではニュータイプにについてはほとんど触れず、”家族の繫がり”という「家族論」が物語のメインとなっています。

個人的には、最初に観たガンダム作品ですので、愛着は一番あります。実際、「ガンダムF91」は今でも一番好きな機体です。キャラクターや台詞回しも魅力的で、「やはり富野監督のガンダム作品はすごい」と言わざる負えない。

作品の出来は、2時間の単発作品としては十分なのですが…本作品は実は未完なのです。元々はTVシリーズの企画であり、続編がTVシリーズで企画されていたのですが…制作されませんでした。これがこの作品における、私の最も大きなマイナスポイントであると感じる部分です。
「出来が悪い」からではなく、「非常にもったいない!」から来る減点です。

本作のその後は富野原作による漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』である程度描かれいますが…私はまだ映像化を期待して待っています。

投稿 : 2013/01/20
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