Tuna560 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
『トップをねらえ!』作品紹介と総評
庵野秀明初監督作品。
後のGAINAX作品に多大な影響を与えた作品でもあります。
(あらすじ)
人類が宇宙に進出するようになった時代、地球は「宇宙怪獣」と通称される宇宙生物群 (STMC) による激しい攻撃を受けていた。その脅威に打ち勝つため、地球はマシーン兵器の最強型決戦兵器であるバスターマシン「ガンバスター」の製造を進めていた。
宇宙怪獣との交戦で戦死した提督の娘であるタカヤ・ノリコは、沖縄に所在するパイロットの養成学校に通い、軍人となることを目指していた。彼女の特別な才能を見出したコーチことオオタ・コウイチロウによる厳しい特訓や、同級生による嫉妬やいじめ、憧れの「お姉様」であるアマノ・カズミとの交流といった経験を経て、ノリコは努力や根性によってその才能を開花させ、学校の卒業を待たずしてパイロット候補生となり、戦場である宇宙へと旅立つことになる。(wikipedia参照)
前半のノリコが努力と根性でパイロット候補生を目指す「スポ根的ストーリー」と、後半の「宇宙怪獣」との戦闘を描いた「熱血ロボット物」のストーリーの二つに分けることが出来ます。
その中でも、終盤に登場する「ガンバスター」の戦闘シーンと、ノリコの咆哮は熱血アニメのお手本と呼んでもいい程の出来です。
腕組みをしながら仁王立ちで敵を迎え撃つ「ガイナ立ち」や、「スーパーイナズマキック」、掌でのビーム返し…GAINAX作品でおなじみのシーンはこの作品から生まれたのです。これまで苦戦を強いられた敵に、単機で圧倒するガンバスターの戦姿はとても胸が熱くなり、癖になります!
ロボット物が好きな方には、一度は観ておくべき作品です!