HeX さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
これやっぱり駄作の範疇じゃないかな
高度な科学力で攻めてくる宇宙生命体?に抵抗するがジリ貧、しかし最後に残された最終兵器で打ち破るという、ある意味王道のパターン。
もういちど見直してみたけど、かなり陳腐な感じがする。
地球側陣営のロボも、そこまで真新しさが感じられるわけではない。リアル寄り路線のロボ系作品がたくさんあるが、そのいずれかで見たようなイメージ。かっこ悪いわけではないが・・・。なんともいえない感じ。
登場人物も少ない。だからか、話に発展性というか奥行きがない感じに思える。なんか小規模な事業所のドキュメンタリーを見ている感覚に近いかも。悪いとは言わないが、評価云々というものではない。
最終兵器も、富士山の下から出てくるのだが、デザインがどうも。兵器のデザインラインに説得力がない気がする。ストーリーが月並みなら、せめてビジュアル面であっと言わせてほしかった。
個人的な感想としてはそんな感じ。
なんかこういうのどこかで見たぞという既視感がどうしてもつきまとうというか・・・
フル3DCG作品を手がけるにあたってのパイロット(前座)作品とか、PV的なものとして見るとよくできてるなと思うんだろうけど、単体の作品としては、しかも2010年作品ということを考えると、ちょっと厳しいのではないでしょうか。
一言で言うなら、微妙。という言葉に尽きるんでは。
無駄な萌えキャラとか楽屋ネタとかあからさまなパロとか使わない、ハード路線なところは好ましいんだけれども。