(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
略してソラヲト\(^o^)/\(^o^)/
**あらすじ**
遙か未来、長く続いた戦争によって大地は荒廃し、
海からは魚が消え、幾つもの国と言語が消滅した。
そして、現代世界が半ばおとぎ話となり、
世界の様相も国も人種も、
今とは全く異なる状況になった世界。
空深カナタは幼少のころ、
廃墟でトランペットを手にしていた女性兵士と対面する。
ラッパ手に興味を抱き、
軍に入隊すればトランペットを吹けると勘違いして、
軍への入隊を決心したカナタは成長し、
トロワ州セーズの街の駐留部隊である、
ヘルベチア共和国陸軍第1121小隊に配属される。
☆主な登場人物☆
●第1121小隊メンバー●
♪空深 彼方(そらみ かなた/カナタ)♪
ラッパ手兼通信士(見習い)兼装填手で、階級は二等兵。
年齢は15歳。
性格は活発・マイペース・素直・ちょっぴりドジのムードメーカー。それ故、隊以外の街の人からも好かれている。
遥か遠くの音を聞くことができる程聴覚に優れ、
聞いた音の音階を瞬時に言い当てる絶対音感を持つ。
♪和宮 梨旺(かずみや りお/リオ)♪
ラッパ手兼通信士で、階級は曹長。
年齢は17歳。
カナタの直属の上司兼指導役、
そして良き先輩として公私共にカナタを導く存在となる。
性格は男勝りでクール。
何事にも動じない強い芯は持っているものの、
怪談話とピーマン、そして料理を苦手という一面も。
将来の夢:飛行機を復活させること。
♪墨埜谷 暮羽(すみのや くれは/クレハ)♪
ガンナー(砲手)担当で階級は二等兵。
年齢は14歳。
根は優しくて年相応に怖がりだが、
それを素直に認めずに強がる性格をしている。
小隊メンバーの中では常識人を自負しており、
ことあるごとにカナタの天然気味な言動や、
緩みがちな隊の雰囲気に対してツッコミを入れてはいるが、結局はそのペースに巻き込まれてしまっている。
お酒にはかなり強い。
将来の夢:医者になること。
♪寒凪 乃絵留(かんなぎ のえる/ノエル)♪
機械整備士兼ドライバー(操縦士)階級は伍長。
年齢は15歳。
自分のことを"僕"というボクっ娘。
普段は寡黙で表情の変化も乏しいが、
聞かれたことには応え、突発的に冗談も口にする。
戦車の"タケミカヅチ"の復旧と研究に没頭しており、
時々寝る事を忘れてしまう為、昼寝をする場面も。
酒に酔うと性格が豹変し、
いつものおとなしい表情も一変し好戦的になる。
将来の夢:かわいいお嫁さん。
♪フィリシア・ハイデマン(フィリシア)♪
第1121小隊の小隊長でコマンダー(戦車長=小隊指揮官)。
階級は少尉の18歳。
常におっとりとした印象で、
あまり指図がましいことはせず、
日常生活で、
隊のメンバーが互いを階級で呼ぶことを禁止したり、
自らが率先して軍規に緩い雰囲気を作ろうとしたりと、
おおよそ軍人らしからぬ優しい立ち振る舞いが多い。
しかしクレハにはバレているが、結構"腹黒"的要素がある。
数年前に戦争で同僚を亡くし、自分だけが生き残った過去があり、それは現在でもトラウマとなっている。
雷が苦手。
♪シュコ♪
小隊宿営地に迷い込んできた、
メスのアフリカオオコノハズク。
怪我をして砦の廃墟に隠れていた所を保護される。
ケガが治ってからも砦に居つく。
●セーズの街の住人●
♪ユミナ♪
教会の修道女。16歳。かつては孤児だった。
教会では簡単な医療も行っているために初歩的な医学知識がある。教会では身寄りがなくなった子どもたちを預かって面倒を見ている。お酒にはかなり弱い。
独特な服装のセンスがあり、かなり派手。
幼少の頃、色んな国に旅に出ていたようで、
敵国語のローマ語も話す事ができる。
♪ナオミ♪
骨董屋「ウィンドミル」の店主。42歳。
第1121小隊の隊員とは親しく、
リオのトランペットや鈴の修理を依頼されたり、
「タケミカヅチ」の部品探しや、
密造酒売買(砦の隊員達の副収入源)の仲介をしている。
*************感想**********************
こんな面白いアニメを、
今まで観ていなかった事に反省。゚(゚´Д`゚)゚。
戦争アニメなのかなぁ?(・・;って思っていたけど、
1話から可愛いほのぼの系でした♥♥
しかし、
それぞれのキャラクターには
悲しい過去があって、
そのトラウマみたいなモノを、
主人公のカナタが来た事によって、
明るい考えに持っていけた感じがします**
そして、
本当の終盤の頃には、
本格的な戦争のぉ話になって、
ポワポワしていた隊長も、
凛々しく、そして皆を守る為に、
『私自身の独断、よって責任は全て私のものとする』と、
言った時には惚れそうになりました///////////。
隊長の考えは、
隊員全ての命がかかっていて、
リオがいなくなった時、
反対出来るのは、
皆を止めれるのは、
自分しかいないと気を張っていたクレハが、
皆の考えに同意し、
フィリシアに優しく抱かれた時に、
涙したその姿は可愛くて可哀想で泣きそうになりました・・。
必死に戦争を止めようとする隊員と、
自ら敵国のフィアンセとして向かったリオの
活躍は古くから伝わる伝説のようで、
素晴らしい作品だと思いました(・∀・)
全世界の隊員は戦争をしたくない、戦いたくないと、
願っており、今現在も戦争している人たちに、
戦争を指揮している人たちに観てほしい作品です。
音楽は国境を超え、
全世界の人に伝わるんだなぁと改めて感じました。
使われている楽曲も、
"アメイジング・グレイス"で、
私、個人も好きな曲だったので嬉しかったです。
コメディ要素も、
感動系も、
かっこいい系も、
ほのぼの系もある、貴重な作品です。
是非、観てほしいと思いました(・∀・)