Etzali さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
空の彼方にあるものは?
1話~5話まで、これといった展開は無くヴァンシップ乗りが依頼を果たしながらグランドストリームを目指す物語かな?と思ってしまう程でした。しかし、6話から徐々に動き出し気づけばヴァンシップや艦船の3D-CGの戦いに魅入られエグザイルとは何なのか?と思考させられ、さらにキャラの個性も出てきたので良かったです。
{netabare}産業革命前の国家(デュシス、アナトレー)vs産業革命後の国家(ギルド)とも取れる対決構造。文明錯誤の歪な時代にエグザイルがもたらすものは?「エグザイル、この世界を覆す…力だ」と言うようにアレックスの言葉が真実だったのではないかと思います。
そしてエグザイルにクラウス達が乗り込んだ時、世界が産業革命前よりも前、麦帆が広がった描写と何者からの支配もない、ただただ青い自由な空が広がる船内は、どこか懐かしく羨ましくもありました。{/netabare}
{netabare}また、20話(グランドストリーム)のクラウスとディーオのコンビネーションは最高でした!{/netabare}
個人的にはディーオが一番良いキャラでした(^_^)
空の彼方にあるものは? 争いのない、皆が安らげる世界…
(修正:11/10,2014.3/20 追記:11/15 2期視聴済)
前述した「エグザイル、この世界を覆す…力だ」このアレックスの言葉が、やはり真実だったのではないかと思います。
{netabare}ディーオやクラウス達が住んでいる星は人工の星プレステールと言う星でデュシス、アナトレー間の戦争調停をしているのがギルドである。だが、エグザイル発動の鍵となっているアルビスをシルヴァーナが手に入れた事によって調停していたギルドがデュシス、アナトレー間の戦争に圧倒的な武力を持って介入してきた為、対決構造がデュシス・アナトレー連合軍vsギルドへと変化しエグザイルを巡る争いになってしまった。{/netabare}
{netabare}エグザイルへ乗り込み向かった行き先は地球。{/netabare}その後の物語は続編である「LAST EXILE-銀翼のファム-」を観てのお楽しみ?
2期観るのは、ちょっと…という方はコミック版(1期と2期の間のお話)を読んでから判断してほしいです。