Tuna560 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』作品紹介と総評
宇宙世紀の2人の主人公、アムロ・レイとシャア・アズナブルの最後の対決を描いている。
(あらすじ)
宇宙世紀0093年。グリプス戦役以降消息不明だった、元ジオン公国軍エース・パイロットで、ジオン共和国創始者ジオン・ズム・ダイクンの息子であるシャア・アズナブルは、地球連邦政府に対しネオ・ジオンを率いて反乱の狼煙を上げる。
停戦に安堵する地球連邦の思惑と裏腹に、シャアは取引によって得た小惑星アクシズを地球に衝突させるべく再び作戦を開始した。ロンド・ベルに所属していたアムロは、自ら開発に加わった新型モビルスーツ・νガンダムを駆り、アクシズ落下の阻止を目指す。巨大な岩塊が地球に落下しようとする中、アムロとシャアの最後の一騎打ちが始まる。(wikipedia参照)
『機動戦士ガンダム』から14年後、宇宙世紀0093年第二次ネオ・ジオン抗争を描いており、一連のシリーズで因縁のライバル同士であったアムロとシャアの戦いにピリオドが打たれ、言わば「ガンダム(アムロ、シャア編)」の完結編となっています。
また、本作ではアムロとシャアの「14年間の歩み」が対比されていることが特徴ですね。地球を思うあまり地球人類の粛正を決意したシャア、ニュータイプの覚醒により人類の可能性を信じたアムロ。同じ”ニュータイプ”でも思想や観念により、こうも真逆に成長するのか…と感じさせてくれました。
この作品のおかげで、アムロは一番のお気に入りのキャラになりました。
また、νガンダムとサザビーの一騎打ちはアニメ史上に残る名バトルシーンです。その激しさは1stの劇場版『めぐりあい宇宙』をもじって、「殴り合い宇宙」と呼ばれるくらいですw
”ファースト→Z→逆襲のシャア”の流れは、私が絶対的にお勧めするシリーズなので、ガンダムを知らない人は、このレビューを期に観てみてはいかがでしょうか。
(1/20:追記)