Tuna560 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
『機動戦士Zガンダム』作品紹介と総評
『機動戦士ガンダム』の初の続編にして正統な続編。
この作品が無ければ、ガンダムはシリーズ化はされなかったと言っても過言ではありません。
(あらすじ)
舞台は『機動戦士ガンダム』の七年後の世界。
ジオン公国軍に勝利した地球連邦軍は増長し、コロニーに対し支配と圧力を強め、連邦軍内部に「ジオンの残党狩り」を名目に、スペースノイドへの強権的制裁を加えるエリート部隊「ティターンズ」が創設された。反地球連邦組織のエゥーゴとティターンズの戦いを主軸に、地球連邦軍、さらにジオン公国軍残党の一部が結成した軍事組織アクシズの動きを絡めて描かれていく。(wikipedia参照)
ストーリー自体は前作に比べより難解に、人間ドラマはより複雑になっています。様々な大人達の思惑やエゴが対立し、政治ドラマや恋愛を絡めて、物語はさらに深くなっていきます。また、前作との関係に「時系列」の概念を持ち込んだ事が素晴らしいと思います。見応えに関しては、二重丸ですね。
この作品の魅力はやはり、前作の登場人物が七年の時を経て登場することでしょう。シャアにブライト、そしてアムロが手を組んで戦うという、前作ファンにはたまらない展開になっています。また、本作からの新キャラも個性的な人物が多く、物語をさらに盛り上げてくれます。
ただ、前作よりも衝撃的な描写や悲惨なエピソードも多く、苦手に感じる人もいるかもしれないですね。しかし、私としてはその部分が結構ツボにマッチしていました。
ガンダムシリーズの中で最も好きな作品ですね。
(1/20:追記)