退会済のユーザー さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
~偽りの神に抗え。…嗚呼、成程~
<評価>
C
<初見の方へのオススメ度>6
✪✪✪✪✪✪
<ストーリー>7
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<脚本>6
✪✪✪✪✪✪
<構成>3
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<設定>8
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<キャラクター作画>3
✪✪✪
<キャラクターデザイン>4
✪✪✪✪
<物体作画>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<メカ作画>
(ロボ&ミリタリー系アニメにのみ適用される項目)
<動画>6
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<背景>9
✪✪✪✪✪✪✪✪✪
<色彩>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<音楽>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<演出>7
✪✪✪✪✪✪✪
<効果>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<構図>7
✪✪✪✪✪✪✪
<声優>8
✪✪✪✪✪✪✪
<OP>
/
<ED>9
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原作未読
{netabare}
正直、序盤~中盤までは退屈であった。
構成が割と単調で視聴モチベーションを維持しづらい。
世界観に対する説明も少なく、「察してくれ」と言わんばかりの内容であった。
また、同性愛描写も初見の私にはかなりの弊害だった。
さらに作画の乱れもかなりのもの。
以上の事から、私としては流し見で最後まで終わる作品だと思っていた。
しかし、17話からが状況が一変。
今までの退屈さが嘘のよう。
成程、深いテーマ性もよく分かる。
序盤~中盤にかけてちりばめられていた伏線の回収が実に面白い。
また、悪鬼との戦い(駆け引き)は手に汗握るものがあった。
この辺りの部分だけ評価すれば、同時期の作品を遥かに凌駕する出来映えであろう。
作画について。
上で述べているように、キャラクターの作画に安定感が無い。
序盤から結構崩れている。
ただし、背景・建物・人外生物系の作画は良く、本作独特な世界観を表現するのに大きく貢献していた。
EDは前半・後半ともにとても優れている。
OPは終始クレジットだけ。
OPアニメーションは欲しかった気がする…。
声優について。
浪川さんの演じるスクィーラはかなりのハマり役。
浪川さんは合っている役と合っていない役の差が激しいが今回は大当たりだと言える。
あのような特異な役柄を演じられてこそ、まさに声優であろう。
「アニメは最後まで見ないと分からない」を体現したような作品。
(伏線張りなどで必要だったとは言え)序盤~中盤の退屈さと作画の不安定さがなければ、もっと評価を高くしていただろう。
原作も読んでみたいが、長い作品故に読む時間が…。
{/netabare}