退会済のユーザー さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
タイトルなし
<評価>
C⁺
<初見の方へのオススメ度>7
✪✪✪✪✪✪✪
<ストーリー>5
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<脚本>5
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<構成>4
✪✪✪✪
<設定>4
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<キャラクター作画>9
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<キャラクターデザイン>7
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<物体作画>9
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<メカ作画>
(ロボ&ミリタリー系アニメにのみ適用される項目)
<動画>8
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<背景>9
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<色彩>10
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<音楽>7
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<演出>9
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<効果>8
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<構図>8
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<声優>7
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<OP>9
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<ED>7
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原作未読。
{netabare}
雰囲気アニメとしてはかなりの良作。
背景は非常に美麗であり、一見の価値がある。
恐らく、昨今の京都アニメーション作品の中でも最高峰の作画であったと感じる。
また、OPアニメーションは曲としっかりマッチしている。
疾走感もあり、見ていて心地良い。
しかしながら、ストーリーが物足りない。
「青春のほろ苦さ(?)」だかを表現しているだろうが、私としては結局ピンと来なかった印象がある。
何より私は「千反田える」というキャラクターがどうも好きになれなかった。
それがこの作品の微妙な評価に繋がっている。
些細な事にまで関心を示す、えるの強い好奇心をあらわす為に「私、気になります!」という台詞をやたら使っていたのだろう。
だが、どうも気色悪さばかりが先行しているように感じられ、個人的にはかなりのマイナス。
鬱陶しさばかりが増幅していった。
いかに青春ミステリーとはいえ、やっている事が些か幼稚に感じられてしまった。
特に氷菓編は微妙だった。
思わせぶりな事をしておいて、結果がかなりの拍子抜けであった。
文化祭もまた同様。
犯人が分かってもどうにもスッキリしない。
これを青春のほろ苦さだからスッキリしないのだ、などと言われてもどうも…。
何だかんだ言って、映像美などを含め総合的に判断すれば十分良作と言えるので見て損はなかっただろう(一応)。
ただ、二回も見たいとは思わない作品だったと個人的には言いたい。
{/netabare}