退会済のユーザー さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 1.0
状態：観終わった
タイトルなし
＜評価＞
D⁺
＜初見の方へのオススメ度＞5
✪✪✪✪✪
＜ストーリー＞4
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＜脚本＞5
✪✪✪✪✪
＜構成＞2
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＜設定＞3
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＜キャラクター作画＞6
✪✪✪✪✪✪
＜キャラクターデザイン＞5
✪✪✪✪✪
＜物体作画＞7
✪✪✪✪✪✪✪
＜メカ作画＞
（ロボ＆ミリタリー系アニメにのみ適用される項目）
＜動画＞7
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＜背景＞8
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＜色彩＞7
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＜音楽＞8
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＜演出＞6
✪✪✪✪✪✪
＜効果＞8
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＜構図＞7
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＜声優＞6
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＜OP＞7
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＜ED＞5
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原作は2巻で断念。
※酷評
好きな人は見ない事を推奨します
{netabare}
正直批判をグダグダと書きたくはないのですが、一応話題作という事でそれなりの長さのレビューを書きます。
原作について。
文章自体は非常に読みやすかった。
だが、読みやすいだけで読者に想像の余地をあまり残してない。
その上、ストーリーが面白く感じなかった為、2巻で断念。
このアニメは、その原作の悪い部分が異様に目立たせてしまった。
まずSAO編は、原作の短編や本編などを時系列順に再編集したという構成だが、これはかなり酷い。
1話1話がブツ切りになっており、この手のバトル系アニメとして致命的なまでにテンポが悪い。
デスゲームとしての緊張感が欠如してしまっている。
しかも本筋が動くまでに、本筋とはあまり関係の無い1話完結式（もしくは2話完結式）の話をグダグダと約7～8話も流し続けられるのだからたまったものではない。
しかもポッと出のキャラクターばかりが登場する為に、情報と時間不足。
そんなようでは感情移入などできるはずも無い。
明らかに構成のミス。
肝心の戦闘シーンの大半も主人公が無双状態であり、熱い駆け引きなどはまるで無い。
主人公無双も楽しいと言えば楽しいが、それが終わった後の虚しさと言ったら…。
バトル面で一つツッコミを入れるなら、第13話の引きの部分で登場した（見るからに強そうな）敵が次の話の冒頭ではあっさり倒されていた、という事だろう。
それには思わず「えぇっ！」と声をあげて驚いてしまった。
戦闘さえマトモに魅せられないのか、と。
とは言え、その次の話こと、SAO編最終話（第14話）になったと思えば、いきなり週刊少年ジャ〇プの打ち切り漫画のようなラストである。
原作からしてこうなので仕方ないことなのだが、もう少し何とかならなかったのだろうか？
しかも「愛」だか何だかで、いとも簡単にゲームルール（システム）を破り始める主人公＆ヒロイン。
申し訳ないがこれには呆れて果ててしまった。
これも原作の責任だが、せめて伏線を張っておくとかはできなかったのだろうか？
その上、思わせぶりな事を言っただけで謎の持ち上げられ具合を見せる茅場（ラスボス＆大量殺戮者です）…。
こういう敵役の魅せ方が下手なのがSAOの作者の特徴な気がする（アクセルワールドも見て）。
ツッコミ所が多かったので、ある意味楽しめたと言えば楽しめたか…？
ここからは原作未読の部分である。
ALO編はSAO編よりは随分まともになった。
しかし、設定の粗が数多くあり、それに伴った展開の強引さが否めない。
加え、妹が登場してから急に平凡なハーレムライトノベルへと堕落してしまった感がある。
昨今のライトノベルに有りがちだが、どうにかならないものか…。
戦闘シーン自体は割と良かった。
が、やはり主人公の無双率の高さには驚かされ、バトル自体がかなり単調になっている。
SAO編に比べ、こちらはラスボス（？）がかなり酷い。
勧善懲悪過ぎる上に、小物臭しか感じさせないキャラ作りにはどうも薄ら寒さを感じる。
もう少し何とかならなかったのか、アレ。
今まで数多くのラスボスキャラを見てきたが、あそこまで面白味の無い「作られた感バリバリの」ラスボスは初めて見たかもしれない。
しかも、またまた茅場が美化されて持ち上げれると…。
そして、あれだけ事故起こしたオンラインゲームが普通に稼働し続けるというのは流石に無理あり過ぎる…。
口は悪いようだが、結局はネトゲ廃人を美化しただけの話にしか私には見えなかった。
総合的に見ると、作画や音楽は悪くないが「設定・構成の粗を気にしない人」「主人公無双のライトノベルが好きな人」向けのアニメ…といったところだろうか。
何故ここまで人気なのかがよくわからないが、数年前のこっち側入りたての自分なら大層ハマることのできたであろう作品だったような気もする。
色々と惜しい作品だとは思うが。
{/netabare}
