Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ぶれない一途な思い・・・
八坂 真尋(やさか まひろ)は、普通の高校生・・・なんですが、ある夜見たこともない怪物に突然襲われるんです。
真尋が「もうダメかも・・・」と思ったとき、女の子に助けられる・・・ところから、物語が始まります。
この物語には、クトゥルー神話の神さまが登場してきます。
クトゥルー神話って何だろう・・・?
少し調べてみると、20世紀前半にアメリカの小説家が作り上げたもので、日本には1970年代頃から注目され始めた神話なんだそうです。
今回の主人公である「ニャル子さん」(ニャルラトホテプ)は、クトゥルー神話上「異形の神」として、地球の神々を守っているとか・・・。ここから今回のニャル子さんの設定に繋がっていると考えると納得です^^
このニャルラトホテプは強大な力を持つ神さまですが、唯一の天敵が、今回「クー子さん」として登場するクトゥグアのみだそうです^^
そして、もう一人登場する神さまが「ハス太」ことハスターです。四大元素である「風(大気)」の神性の首領で「黄衣の王」と呼ばれているとか・・・
今回、ハス太役を演じているのが釘宮理恵さんなんですが、王道キャラの時とは違う耳障りの良い優しい声にはビックリしちゃいました・・・釘宮さんの新たな魅力発見です^^
総じてこの作品は楽しく観る事ができました。良かったと思えたのは、登場人物の「好き」という気持ちが全くブレず、何度も果敢にアプローチをかけていくこと、真尋の中で非日常が日常に変わっていくこと・・・があったからだと思います^^;
高校生だったころの自分に、これだけアプローチできる馬力があれば、今と違う世界線にいるのかなぁ・・・などと考えながら見ていました^^;