reroero さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
無条件に
好きである。ドラゴンボール=少年時代といっても過言でない。フリーザ編(一部指摘ではピッコロ編)までしか書く気がしなかった鳥山の尻を、叩きまくって伸ばしたと言う話で有名。
ここから先は、好きが故の苦言めいたものになるけれども、惰性で続けたためか、スーパーサイヤ人になった感動は、子供世代で見事に覆され、常態化。ドラゴンクエスト5でルーラ草を一生懸命とって覚えた「ルーラ」が子供は自在に使える。
そんな虚しさを感じなくもない。
強さがインフレし過ぎて、編を重ねるごとに、
2,3とどんどん増えていくスーパーサイヤ人形態、後半はギャグ漫画ですな。
強さで負けてても星を壊すと言う、非道な手段もあり、何というか、やはりそれはやったらいかんだろ、というか皆を弱くする薬みたいなのが必要なのではないかと思う。
これは、ドラゴンボールより巻数が多い、ワンピースやナルトをみてても思うけど、この強さをインフレさせ過ぎないっていうのは、続けていくには、重要なポイントで、ナルトは若干インフレし過ぎてて、もうほぼ終わりそうな段階(星を壊すレベル)までいってるけど、ワンピースは、よく抑制させてる。
つまり、生きていくためには、どんな奴でも地球に住んでご飯食べたりする必要が有る訳で、その生存基盤そのものを壊すほどまでレベルが上がったら、それはもう人間卒業するしかない。つまり、そこから先は思い切り戦えないということと、強さの伸びしろっていうのかな、成長の余地がほとんどない。
少なくとも漫画で表現できるレベルではない。
個人的にはそう思っているわけです。