退会済のユーザー さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
~同時期の某作品の不出来に涙しながら~
<評価>
C⁻
<初見の方へのオススメ度>7
✪✪✪✪✪✪✪
<ストーリー>3
✪✪✪
<脚本>4
✪✪✪✪
<構成>4
✪✪✪✪
<設定>4
✪✪✪✪
<キャラクター作画>9
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<キャラクターデザイン>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<物体作画>9
✪✪✪✪✪✪✪✪✪
<メカ作画>
(ロボ&ミリタリー系アニメにのみ適用される項目)
<動画>8
✪✪✪✪✪✪✪
<背景>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<色彩>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<音楽>6
✪✪✪✪✪✪
<演出>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<効果>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<構図>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<声優>7
✪✪✪✪✪
<OP>8
✪✪✪✪✪✪✪✪
<ED>6
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原作未読
{netabare}
キャラクターがホント可愛らしく描けている。
キャラの細かな仕草・表情がとても良く、これは簡単な事のようで非常に難しい。
流石は京都アニメーション、と言うべきか。
何故このように賛辞を初っ端から書くかというと…
{netabare}
同時期の(私が期待していた)リトル〇スターズ!の作画や演出、構図があまりに凡庸でつまらなかった事に起因する。
作画以前に脚本がアレだった訳ですが。
ゲームブランドKeyのCLANNADのアニメ版はこのサイトのランキング上位にある為、ご存知の方は多いでしょう。
そのCLANNADの次作が上のリト〇バスターズ!だった訳なのですが、今までがAIR→Kanon→CLANNADと順調にKey作品を京都アニメーションが製作しており、(微妙な箇所も多々有りでしたが)中々ハイクオリティでした。
で、Keyの在籍する会社Visual Artsの馬場社長が言っていたように当然リ〇ルバスターズ!も京都アニメーションで製作すると思われていました。
が、まさか「原作改悪」と「質より量を重視」する悪名高きJ.C.STAFFがアニメ化するという悲報が。
しかも、そのリトルバス〇ーズ!1期と同時期にCLANNADスタッフ(脚本家以外)が製作した本作品をやるという皮肉。
{/netabare}
まあ、悪い点もチラホラ。
作画・(OPのチカチカ以外の)演出は文句無し。
だが、ストーリーはかなり微妙。
個人的に六花とその姉以外の女性キャラクターに存在意義があったのかが、よく分からない。
確かに話を和やかにするにはある程度のキャラが必要だったが、それならシリアスにもっとそれらのキャラクターを絡ませる必要がある。
キャラクターの可愛さなどをメインにするのか?
シリアスなストーリーをメインにするのか?
といった構成の選択が後半ではどっちつかずになり、結局中途半端になってしまった。
シリアスな内容は中途半端にやると、薄く平凡なものとなり、下手するとアニメ自体の評価を大きく下げかねない諸刃の剣だ。
何だかんだ言って、キャラクター作画が良いだけでなく、演出や全体的な構成が堅実だったので思ったより不満は少ない。
二期もあるようなので程々に期待したいところだが、すごく面白いという作品ではなかった。
{/netabare}