annabanana さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
結局めんまとじんたんしか幸せになってない気がする…
この作品を高評価している人が大勢いるのは知っていますが、正直私は見ていて苛立ちしか感じませんでした。
。
私がこの作品に嫌悪感を抱く恐らく一番の理由は私はキャラクター(主にめんま)です。
OPを見たときは良作ktkr!ってすごくテンションが上がりましたが、のっけから私の頭は「めんままじでむかつくー!!!!!」の一言で埋め尽くされていました。
終始自分のわがままを貫き通して、わがままばっかだっためんまがすごく癇に障りました。
終わりよければすべてよし!っていう観点で見ればめんまがあらわれてくれて万事解決でよかった…と考えようとしたのですが…
結局心のわだかまりがとれてすっきりしたのってめんまとじんたんだけじゃないでしょうか?
他のキャラはぽっぽ以外
【つるこ→ゆきあつ→めんま⇔じんたん←あなる】
っていう図式で今までも、そして恐らくこれからも、報われないであろう片思いをしていて、めんまが戻ってきて本当に全員は幸せになれたんでしょうか…?
じんたんとゆきあつ両方から好意を寄せられていても、結局はじんたんを選んでしまうのだったら、めんまが生きていても死んでいても、超平和バスターズの崩壊は逃れようがなかったのじゃないでしょうか?
私、気になります。
あと、めんまを失ったことで消滅してしまうような薄い友情だったっていうことがとても残念です。
皆の心のどっか奥底ではめんまがすごく大事だってことはわかりますが、女の子2人の視点から物語を考えてみたら、「「自分が片思いしてる男の子が好きな子を失ったことで引き籠りになっちゃったから一緒に入れない(あなる)」「もともと叶わないから言い出すことなんてない(つるこ)」なんて不憫すぎると思います…
まあ、きっとめんまとじんたんには片思いしている辛さとかは一生わからないだろうし、主人公の二人にだけ都合の良い結末だったと思います。
この作品で好きなところはOP&EDと、作画ぐらいでしょうか。
なんでこんなに感動作という評価を受けているのか理解できませんでした。