hiroshi5 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
全てはラスト10分の為にある!それで良いじゃないか。
圧倒的戦闘シーンで観客を魅了すること間違いなし!!
戦闘ものが好きな方は是非見て頂きたい。
物語は単純なのだが、元から視聴者の裏を引っ掻こうとも思っていない様なので「来るぞ・・・来るぞ・・・キタ――(゚∀゚)――!!」ってな風に見てる方も単純に楽しめる。
見せ場はラストのバトル。その迫力といったら言葉では現せられない。このシーンだけでも良いから見て貰いたいw
まぁ正直説明不足なところは多々あるし、メイン二人を除いてあまりにも放置気味なのは遺憾を覚えるが、この際最後の勝負に免じて許してやろうという気持ちにもなる。
そういえば、ヒロインがまったく出ない作品というのも斬新で、これが多くの人が「記憶に残らない」と発言している理由だと思われる。
華がない映画は記憶に残りにくい。まぁこの場合はラストシーンが華なんだろうけどw
全体的な作画も安定していて、綺麗に背景を描写している。作画は感動の域に達していると言って良いだろう。
BGMも個人的には気に入っていて、始まりとラストシーンなどの盛り上がりなどはこのBGMあってこそだと思う。
問題はやはり声優。中国語を少しだけだが理解できる私にとっては苦痛だったw
それと子供の役はなんとかならんのか!
子供キャラには棒読みと義務付けでもさせられているのだろうか?w
しかしながら、全体的にはまとまっていて良くできた作品だと言わざるを得ない。
不老不死とかどうたらこうたら言っているが、それが偽りだという前提が存在しているのが良い。
剣の戦いには非科学的な要素は必要ない。
一つ思ったのが、この作品のタイトル、確実にネーミングミスをしてないだろうか?
ストレンヂアには「奇妙な男」と「異邦人」という二つに意味が込められているらしい。
それはそれで内容にピッタリなのだが、どうしてカタカナにしたのだろうか?
これは私の偏見かもしれないのだが、カタカナで「ストレンヂア」と書かれたら単に「変な男」という意味しか読み取れない。
私はこの作品内容を知らない時はコメディーものだと思っていた程だ。
ここは漢字で統一した方が感じが出ると思うのだが。
ということで、私は「赤毛剣術伝 無皇刃譚」をこの作品のタイトルにしたい。