優馬 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
あなたのもうひとつの人生がそこにある <25話最終回視聴済み感想>
<はじめに>
現実「リアル」と言う人生に半ば飽きていたとき、ネットゲームの世界にはまっていたことがあった。
あなたのもうひとつの人生とか・・・何だろってはじめた。
ゲーム世界なのに何が人生だよってはまり込んでいくと、リアル世界とは、なにもかわらない・・・人が相手だから・・・このアニメの描写もおなじ。
ゲームという仮想空間で愛をはぐくんで結婚した奴がいた。
リアルでの結婚式とゲーム世界での結婚式があった。
そして、死んだ奴もいた。
誰かが電源を切るまでキャラはそのまま動かない、「さようなら」の言葉を残して去っていった。
ゲーム世界で始めて先にいる相手が人間だと強く感じた。
現実と同じ死を知り、葬式を経験した。
リアルとゲームの世界は違うという、でも通信回線の向こうには生きてる人がいる。
キャラクタを動かしているだけで、コメントとかは本人が本当に入力している。
ゲームチャットも携帯もおなじ、人の付き合い方が時代とともに変化していった。
こういったサイトの仲間もおなじ仲間だとおもう。
このアニメは、僕のゲーム時代をそのまま投影していた。
人の別れを辛く思ってソロでゲームをしていた時代
誰より強くなることだけしか考えていなかった時代
でもリアルは捨て切れなかった。
ネットの友達もリアルの友達もおなじ友達、ゲーム世界でも全くおなじ出会いがあって別れがある。
恋愛もある・・・・そんな話
馬鹿げているかも知れないが、ネットゲームが嫌いじゃなければ見てほしい。
そこにもうひとつの人生がある。
愛する人に対する思いは現実でも仮想空間でも変わらない
経験者ならきっとわかる
アニメ作品以上の想いが自分の中に詰まっている
<作品紹介>
題名(タイトル)
1話「剣の世界」
2話「ビーター」
3話「赤鼻のトナカイ」
4話「黒の剣士」
5話「圏内事件」
6話「幻の復讐者」
7話「心の温度」
8話「黒と白の剣舞」
9話「青眼の悪魔」
10話「紅の殺意」
11話「朝露の少女」
12話「ユイの心」
13話「奈落の淵」
14話「世界の終焉」
15話「帰還」
16話「妖精たちの国」
17話「囚われの女王」
18話「世界樹へ」
19話「ルグルー回廊」
20話「猛炎の将」
21話「アルヴヘイムの真実」
22話「グランド・クエスト」
23話「絆」
24話「鍍金(メッキ)の勇者」
25話(最終話)「世界の種子」
<ストーリー>
「これは、ゲームであっても、遊びではない」
2022年、とある大手電子機器メーカーが「ナーヴギア」という仮想空間への接続機器を開発したことで、世界は遂に完全なるバーチャルリアリティを実現させた。
主人公キリトは、このナーヴギアを使ったVRMMORPG「ソードアート・オンライン」のプレイヤーである。運よくベータテスターに選ばれ正規版も購入したキリトは、ログイン後に出会ったクラインと共に、正規版SAOの世界を満喫するのであった。
しかし、そんな感動も束の間、2人はベータテスト時には確かに可能だったログアウトができないことに気づく。混乱の後、ゲーム開始地点の広場に転送された2人は、ログインした1万人のプレイヤーと共にゲームマスターから恐るべき託宣を聞かされる。
SAOのゲームデザイナーである茅場晶彦の名を名乗ったその男は、淡々とデスゲームのチュートリアルを開始する。曰く、ログアウトができないのは仕様であり、SAOの舞台「アインクラッド」の最上部第百層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法である。そして――、このゲームで死亡したり、現実世界でナーヴギアを強制的に外したりすれば、ナーヴギアから高出力マイクロ波を発せられ、脳を破壊されて死ぬことになる。
2年後、アインクラッドの最前線は七十四層。プレイヤーの数は、6000程にまで減っていた。
この階層でのボスの攻略にキリト、アスナをはじめとする、血盟騎士団を中心とした最強の合同PTが組まれることになった。
血盟騎士団団長のヒースクリフも参戦しからくもボスの攻略を終えたが、あまりにも犠牲者が多かった。
そんな中、キリトはあることに気がつく。
ヒースクリフの正体が茅場晶彦本人であること。
正体が発覚したヒースクリフは、自分こそが最上階のラスボスであると宣言する。
この場で決着をつけようとするキリトとヒースクリフの一騎打ちが始まった。
勝てる見込みがない状況の中、ヒースクリフの必殺の一撃をアスナが身を挺して盾となり、キリトを助けるが、キリトの目の前でロストして消えていくアスナ。
キリトは呆然として戦う気力も消え、ヒースクリフの一撃を浴び、自分自身もロストしそうになるのだが・・・、一瞬消えそうになる体が光りだし、ヒースクリフに剣を振るい相打ちとなる。
勝利とみなされ、自動ログアウトしたキリトは現実の世界に戻り、病院で長く治療を受けていた。
まともに動けない身体をうごかしアスナを探す。
現実世界でアスナはどうなっているのか?
ここまでがアインクラッド編終了で、続いてフェアリィダンス編へ移り変わるところです。
アスナは病院でまだ眠り続けていた。
ゲームが終了して開放されたはずなのに300人ほどのユーザーがまだ意識が戻らないままであるという。
その一人にアスナがいた。
現実の生活に戻るキリト
心配した妹(実は1話に妹の描写がある)との生活に戻れない気持ちを抱えたままアスナを救う道を模索する。
実はアスナらしきキャラクタがゲーム世界で見つかった。
「アルヴヘイム・オンライン」というゲーム世界の中心にあるという世界樹の上に大きなかごがあった。
そのかごを撮影したものがいた、かごを大きくしてみるとその中にキャラクタがいるらしい、それを良く見るとアスナに見えるということだった。
「アルヴヘイム・オンライン」は「ソードアート・オンライン」と同じプログラムから作られている
アスナの行方を捜しに、ふたたびナーブギアをつける決心をしたキリトは、「アルヴヘイム・オンライン」へログインする。
フェアリイの世界で新たな仲間と出会っていくことになる。
キリトは、アスナを見つけて救出できるのか。
キリトは、「アルヴヘイム・オンライン」にログインしたもののゲームルールもろくに覚えていないまま適当にキャラデザインを行っていく。
持ち物やキャラスペックの一部が前作から継承されていることに気づく、同系統のゲームで関係があるのか?
しかし、バグがあるからか本来の始まりの町へはいけず森の中へ落下してしまう。
持ち物の中には、前編でAIであったユイの心を結晶化した石が残っていた。
使用してみるとユイが戻ってきた。「パパ」懐かしい声が聞こえる。
機能の一部は抑制、変更されるものの、記憶は無事に継承されていた。
久しぶりにパパっていわれるキリト。
ユイはピクシーとなってキリトとともに旅に出る。
途中でPKに襲われている新ヒロインに出会う。
彼女はとても強いのだが多勢に無勢。
そこにキリトがあらわれ、気を害したPKが邪魔者のキリトを襲う、しかし、高スキルのキリトに勝てるはずもなく一撃で撃退される。
ヒロインとキリトはお互い気が合い、彼女は短時間でキリトに惹かれていく。彼女はリーファという。
実は、リアル世界の妹なのだが互いは知らないままパートナーになり世界樹を目指す旅に出て行く。
妹はブラコンで兄を慕っており、兄がゲーム世界にとらわれた事から自らもゲームの世界を体験しようとする。
(実の兄妹ではなく従妹なのだが・・)
キリトが入院しているときから「アルヴヘイム・オンライン」へログインしていたのだ。
一方アスナは、「アルヴヘイム・オンライン」の世界で婚約者と称する男のせいで、かごの中にとらわれていた。
婚約者はゲーム管理責任者で大きな野望を持っている。
ゲーム世界では、王うという立場であり、アスナは、妃であった。
非道な王に従わざる終えない自分の立場
キリトはアスナを助けることが出来るか・・・・。
◆19話「ルグルー回廊」
世界樹にとらわれているアスナを救うためルグルーの洞窟を抜ける必要があった。
ルグルー洞窟の中央にはルグルーの町がある
そこを目指して進んでいく途中、サラマンダーの追跡にあう
魔法部隊を中心にした12人ほどのPT
たった2人のキリトとリーファ(新ヒロイン:キリトの妹)
を相手に盾役の3人がキリトの直接攻撃を防ぎ後方の魔法部隊がキリトを魔法攻撃する。
キリトに回復魔法を変えるリーファこのまま繰り返したら負ける・・絶対絶命のピンチになったとき
ユイが叫ぶ 「今です」呪文を唱えるとキリトの力が解放される
通常なら幻影魔法で幻を見せる程度の効果なのだが、実体を伴っているかのようにサラマンダーのPTメンバーを蹴散らしていく
その巨大で凶悪な姿に呑まれて敵は壊滅、危機を脱したキリトとリーファは無事ルグルーの町に入る
移動の途中でリーファの友達から連絡が来ていたことを確認して連絡をしてみるがどうやらログアウトしているらしい。
リアル世界で話を聞いてみると、同盟を結ぶ党首会談の席に
サラマンダーが大部隊を送り込んでいるらしい。
元自分たちの党主が裏で糸を引いていたらしい、そこに助けに行くというリーファ。
だがそこへいくためには、洞窟外部に出なければいけない
キリトは、リーファとともに急ぎルグルー洞窟から脱出する
サラマンダーは強力な力を持っている その上多勢に無勢だ勝てないことを承知でいこうとするリーファ。
リーファが大切な友人だというキリト 二人はどうなるのか
リアル兄妹なのに恋愛フラグたちっぱなし・・・
まぁ実際に血のつながりがどうかは、知っているのかは不明だけど兄貴はアスナが好きだからどうにもならないよね
がんばれリーファ
◆20話「猛炎の将」
キリトはリーファをつれてルグルー回廊を抜け、急ぎ同盟会談が行われている場所へ向かう
しかしすでにサラマンダーの大軍団が目の前まで迫っており、同盟の使者として種族の長がじきじきに来ていた。
立会いの場に来ていた共の兵はたくさんはいない。
このままではやられてしまう、間一髪のところでキリトが到着する。
いなや サラマンダーに対して この同盟の会談に来ているのは、スプリガンとウンディーネを含めて4種族いると大法螺を吹く。
4種族が相手ではさすがのサラマンダーもうかつに手を出せない。
そこで出てきたのがサラマンダーの将軍、通称「猛炎の将」その強さはこのゲーム内でも1,2を争うほどの強者だ。
将軍いわくスプリガンの使者として単身でここへきているからにはかなりの手だれだろうから、それを認めるには自分の攻撃を30秒以上耐えろという。
キリトはしかたなく戦うが、将軍の持っている魔法剣の能力に苦戦する。
剣などで受けようとしてもそれを通過してダメージがのるのだ。
しかし特性を見破ると戦い方を変えていとも簡単に30秒を超えてしまう。
しかし、将軍は頭に血が上り、倒さなければ気がすまないと心変わりをして勝つか負けるかの戦いになってしまう。
キリトは魔法で身を隠すとリーファの剣を借りて両手剣スタイルに変わる。
以前の時のように、すごい勢いでく剣が切り裂いていく、敵の攻撃を寸前でかわしながら、たとえダメージを受けても
自分の攻撃をやめないキリト。
最終的にはさすがの将軍も倒してしまう。
サラマンダーは、攻撃をやめる
無事一行は、事なきを得た
状況を聞いた首長は裏で暗躍していた裏切り者を処分し、キリトは株が上がる
2種族の長から直接傭兵を依頼されるキリト、ハーレム状態で困っている中
リーファがキリト君は私の・・・・?!とさけぶ
・・・・となる一行
見かねてキリトが世界樹へ一刻も早く向かいたいということを話す。
その案内をリーファに頼んでいると説明して再び旅に行く
アスナがいる世界樹を目指して
リーファへの恋愛フラグ立ちまくりでしたが・・・キリトはアスナ一筋
ユイが2族の長に対しては危険視して、キリトを「浮気はダメ」といって怒るのだが、リーファには問題ないらしい??やっぱり妹だからなのかな
前回アスナは檻のカギの暗証番号を記憶していたので、様子を伺いながら入力してみる。
とカギが開いて外に出られる 「待っててキリト君」逃走するアスナ。
さて、ゲームマスタならのこ状況は察知できると思うのだが
どうなるのか
◆21話「アルヴヘイムの真実」
ついにアルブヘイムの中心、世界樹の根元にある町アルンに到着したキリトとリーファ
「定期メンテナンスがあるからログアウトしてください」
NETゲームでは聞きなれた放送が流れる
これ本当にゲームやってると流れてくるんだよね・・・
前回 檻の外に出ることが出来たアスナはおそるおそる道なりに下っていきます
一方 現実世界での会話
久しぶりに兄妹での会話 夕べ遅くまでNETゲームしてたから眠いとか 二人とも同じなのに気がつかないとはw
大体名前から見てもわかりそうな・・・鈍感な兄妹
寝ぼけている直葉の背中に水をかけちゃう和人
和人が用事がある=病院に行くというと 一緒に行くという直葉
そのときアスナは変な部屋を見つけていた
そこはとらわれの300人が実験動物代わりになっているところだった
直接脳に信号を入れる実験をみて驚くアスナ
管理者がいたのを見て隠れるがシステムコンソールを見つけてログアウトしようとするが後わずかでつかまってしまう
そのとき眠っている明日奈を見ている二人
直葉は自分の気持ちに問いかけていた わたしは・・・
きっと和人が好き
でも和人が明日奈の手を握り続けている姿を見てしまう
つかまったアスナは檻の中へ押し込められる
二人は家に帰ってログインする
ログインしてすぐに涙を流すリーファ
キリトがログインすると私ふられてしまったという
もってはいけない和人への愛を押し殺す悲しみがこみ上げる
慰めるキリトの優しさに、自分を取り戻すリーファ
二人は世界中の根元まで歩いていく
そこでピクシーのユイが反応する 「ママがいます!」
「このプレイヤーIDは間違いなくママのものです」
「位置は・・・この真上です!!」
何も言わずに一気に飛んでいくキリト
苦しいほどの思いが彼をそうさせるんだろう
アスナに会えるかもしれない・・・・
複雑な三角関係 お互いの正体を知ったときどうするのか
GMが敵なのにゲームない世界のキャラクターでしかないキリトは
なにか秘策があるのか
「アルヴヘイムの真実」<22話「グランドクエスト」のはなし>
ユイがアスナのプレイヤーIDを感知した。《世界樹》の上部にアスナがいるというユイの言葉に、キリトはいてもたってもいられず翅を広げるが、システムによる障壁に阻まれて一番下の枝にすら届かない。しかし、アスナもまたキリトたちの存在を感じ取っていた。アスナは希望を込めてあるアイテムを空に投じる。改めてアスナ奪還への決意を新たにしたキリトは、《世界樹》の頂上へ至る唯一の道・難攻不落のグランド・クエストに挑む。
単身でクエストに行ってしまうキリト
どれだけ強くても相手の数が多すぎる あと一歩まで行きそうだが届かない
上空でやられてしまい魂化してしまう
それを助けに行くリーファ リーファはキリトの魂を持ったままで何とかクエストの外に出た
そこで復活の呪文 戻ってくるキリトにリーファはついに々告白をしてしまう
キリトはアスナを見つけ興奮した思いからか、耳に入っていないようで、アスナの事を言い出す。
それを聞いたリーファは、キリトが兄ではないかと思う
「おにいちゃん」リーファからそれをいわれてはじめて気がつくキリト「すぐ・・な・の・か」
リーファはいきなりログオフする、あわててログオフするキリト
現実の世界へ戻り、それぞれの部屋で目覚める
泣き叫ぶ直葉に、和人は部屋に駆け込もうとする
想いがとめられない直葉は、2年前から兄妹ではないということを知っていたとあかす。
和人もそれを知ってから直葉とは距離感をおきだし、ゲーム世界へ入っていった。
その感情は直葉にもあり、彼女は兄を慕う想いが恋愛に代わっていった。
それは和人がゲーム世界に行って帰ってこれなくなった2年間の思いでもある
しかし、その間に和人はゲームの世界で明日奈を愛していた。
明日奈を大切に思う和人をあきらめゲーム世界のキリトを好きになった直葉だがその相手が和人だったのだ。
その想いは和人に届くのだろうか・・・・
呆然とする和人
自分のことしか見ていなかったということに気がつけ、周りには自分を心配してくれていた人もいたんだ。
同じように2年間心が痛んだんだと理解してほしいものだ。
まだ、意識がゲーム側に傾きすぎているんだろう
みんな幸せになるには・・・
◆23話「絆」
このレビューは、心理や状況を補足して書き足してありますのでストーリーとは若干異なる部分もありますが見てもらうと納得は出来ると思います。(番組で表現でききれなかった部分)
現実の世界で話し合う兄と妹、現実で話すにはあまりにも痛々しい感情のぶつけ合い。
和人は、子供の頃両親が死んで直葉の両親の元に引き取られた。子供心に忘れたかったのかもしれない。新しい家族がそのまま彼の本当の家族になっていた。
だから自分が家族ではないということを知ったときのショックは大きかった。
妹だと思っていた少女(直葉)を見て君は誰なんだと、僕は何者だと・・・一緒にやっていた剣道もやめてしまいゲーム世界に逃げていく和人。
なかば引きこもりのように家族との距離をとっていく、特に直葉との距離を大きく・・・。
兄が自分を避けているという事を感じていた妹、しかし良くはわかっていない何故なのか。
どんどん変わっていく兄、さけられることによって彼の存在の大きさを知っていく。
和人がゲーム世界に行ってしまったとき、本当に大切な人だと理解したが、それと同時に兄ではないことを両親から聞かされることになる。
困惑する直葉、兄が剣道の道に戻ってくることを信じて腕を磨いていた。気がつくと全国8位。
それは、けなげさでしかない、兄は強かった単にそれを目指した、今目の前で寝たままの兄を見て何を思ったのだろう。
直葉は、自分も和人と同じようにゲームの世界を体験しようと思った。
兄がやっていたゲームとほぼ同じシステムを使用した「アルヴヘイム・オンライン」が始まるとその世界に入った。
妖精の世界の中で彼女は、兄が何を思いどんな気持ちで今、ゲームの世界をさまよっているのかを知ろうと思った。
だが、ゲームシステムの過酷さはあまりにも違いすぎる。直葉は、ゲーム世界が楽しくなってしまった。
明日奈を助けたい一身で、ゲーム世界へもう一度入る覚悟をする和人。再度キリトとなって「アルヴヘイム・オンライン」へログインする。もう二度と繰り返したくないほど、精神的には壊れかかっているはずなのに・・・明日奈を助けるということだけが彼の執念になって行動できている。
その世界で、出会った初めてのパートナー、リーファ。実は義妹の直葉であった。キリトとリーファはお互いを認識せずゲーム世界で協力し、やがてリーファはキリトに惹かれて行く。
義兄の和人をいとおしく思えば思うほど、同時にキリトにも同じ感情が芽生えていく。
そして、それはある日突然やってくる・・・
キリトは和人であり、リーファは直葉であるということが発覚する。
和人は自分のSAOは、まだ終わっていないという・・・自分の気持ちは、精神はまだあの世界にとらわれたままだと・・・。
アスナを助けることによって始めてあの世界から抜け出せる気がすると・・・それを直葉にはわかってほしかった。
直葉は、感情的にはアスナのための協力は出来ないが、和人を助けるために自分が出来ることを行うべきだと考える。
強い想いが彼女を突き動かし、恋愛感情よりも昔からの家族の絆を取り戻すために・・・あのSAOの亡霊から和人を解放させるために立ち上がる。
キリトとリーファは世界樹攻略に出発する、しかし圧倒的な数の暴力に絶望的な中。仲間が助けに来てくれた、以前助けた2国の軍隊がキリトたちを助ける。
しかし上空へ行けば、行くほど敵の数が増える・・・倒しても直ぐにポップし、雲のように壁のように覆いかぶさってくる。
瞬発力でならあれを突破できるかもしれない・・・リーファはキリトのところまで行って呪文を唱え自分の武器をキリトに、キリトは剣を受け取り自分の剣と合わせてスキルを全開にして矢のように敵キャラの中へ突入する。
そして・・・不可能と思われた壁を抜けた。
しかし、壁の向こうにあるはずの入り口が開かない・・・周りに敵キャラが召還されてくる。この扉はどうなっているのか?ユイに調べてもらうと管理者権限がないと開かないという。
アスナが落としてくれたカードがそれかもしれないということで分析を行い開錠に成功する。
次の間にてレポートします・・ユイがいう
いよいよ世界樹の核心に迫ってきたところでENDが見えてきました。
アスナを救い和人の心は救われるのだろうか・・・
大人の世界のドロドロしたものがどう動くのかというところ
◆24話「鍍金(メッキ)の勇者」
コードで遮断されていた扉をこえるとそこは通路だった
ユイは以前のサイズに戻っている
アスナを探して走る二人 アスナが逃亡していたときに見た風景がそこにあった。
近くにいるはず・・・やっと見つけた鳥かごのようなオリに閉じ込められていたアスナ
「ママーっ」ユイの声が聞こえる
扉をあけて中に入る ユイとキリト 家族3人がやっと揃った
そこにワールド事態が変化するという異変が起こる
これは・・・・GMの仕業だ
須合が来たようだ、仮想空間で思い通りになる力を勘違いしている
ほとんど気が狂っているマッドサイエンティストになってしまったようだ
現実世界でも変態気味だったので仕方ないのかもしれない
わざとキリトの前で悪さをする・・・須合
現実世界でもアスナを辱めるという
怒りが頂点に達するキリトだが
目の前で行われていることに対してあがなえない・・・ゲーム世界のキャラでしかない
そのとき、システムの力・・・それを上回る可能性を知らしめたキリトの力 それを持っていると道を示す
システムログオン ヒースクリフ 最高の管理者権限が発動する
痛みを感じる力を最大へ普通なら気が狂うといわれる
萱場から導かれた力が使えるキリトは、それを使って切り刻む・・・これが最後の戦い
アスナを助けて抱き合う二人 ここまでやっても自分には何の力もないというキリト
ログアウトしたら会いに行くからといって分かれる
やっとゲーム世界から解放されるアスナ
ヒース=萱場はゲーム世界の中で意識が残っているらしい、代償を必要とするという話を聞く 世界の実を託して消える
ユイは逃げていたらしい・・・無事に帰ってきた
目覚めると そこには妹の直葉がいた。
直葉はゲーム世界で役に立てたことがうれしいという、アスナの元に送り出す直葉
きっときちんと紹介するから・・・走っていく和人
愛の力こそが最大の人間の力、それは予測できないほどの能力を秘めている。
次回、新しいゲーム世界なのか?それともSAO復活なのか
それと 気が狂った須合はどうなったのか
◆最終回、25話「世界の種子」
明日奈のもとへと急ぐ和人のまえに
ナイフを手にした気が狂わんばかりの須郷がたちはだかる
狂気でしかない攻撃を繰り返すのだが、ここはゲーム世界ではなく現実の世界
傷つけられながらも須郷をなんとか倒し、やっと明日奈の待つ病室へ・・・
二人は抱き合い時間が過ぎていく
2年もの長い間を超えてやっと心と体が一体化したのだ
リハビリで学校へ通うことになった二人
その場でも距離感が近い ゲームの世界では夫婦にまでなったから恋愛のレベルUPもしちゃってるしね
あの須郷は、すべての悪事が発覚し、社会的にも抹殺されていた
しかし、それとともにゲームまで危険視されサービスが終わっていくことになる
さて、萱場から託された「世界の実」は・・・
実は、VRMMOゲームの基礎プログラムであった。
これを元にして各地でゲームが作られだしていく
基本コンテンツが同じゲーム内ではキャラデータの共有も可能なため、いろんなゲームを体験できるという雄大なゲーム世界が構築されていった
やがてはSAOも復活していくのだろうか
和人が、明日奈が、直葉がゲームの世界へ戻っていく
そしてあの「アインクラッド」最上階へとめざしていく
現実世界でもSAOのゲームができてキリトはアインクラッド最上階を目指している
僕は、また最近NETの世界へ戻り
MMOゲームをやりだしている・・・・学生の頃
僕は、和人のようにゲームに逃げていた
その頃は、ゲームの世界が意識を優先していた。
モンスターではなく
PVPで人を相手にして倒すことがリアルを捨てた自分の・・いや逃げた自分の生きている証だった。
今は、全くそんなことはない 楽しむことのために行っている。
この作品を通して、ゲーム世界の楽しみを思い出した。
僕にとって、この作品は単なるアニメではなく
一時期の自分を投影した人生の物語でもあった。
それだけにこの作品は、その出来以上に僕を感動させてくれた。
本作品の関係者の皆さんご苦労様でした。
感動と感涙の世界が、あなたを待っている・・・。