hiroshi5 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
クソいアニメであることは確か。
AIkaの主人公が16歳の時の話が今作品の舞台。
正直「AIka」とは比べ物にならない程のクソ内容。
「AIka」は「AIka」
で意味の分からん展開を見せていたが、敵が戦う理由など一応筋は通っていた。が、この作品では決定的に辻褄が合っていないw
主人公の先輩であるカレンの過去に関する真実を全三話で描いているのだが、結局カレンの過去の実態は作品内では完結しているが視聴者にはまったく理解できない展開になっており、まさに置いてけぼりである。
少し冷静になって考えてみると
まず、
謎の宇宙生命体が隕石に付着して地球に飛来。
人間に寄生すると、寄生された人間は身体的成長は遅れるが脳の発達は促進するという謎の化学反応を起こす。
科学者はそれを医療に応用しようと、寄生された人間の細胞からクローンを大量に生産して人体実験をする。
しかし、大災害で研究施設は海の底
謎の何かが起こって
「カレンの胸に誰かが研究施設の経緯と緯度を示す入れ墨をする。」
カレンが謎の会話方法でクローンと対話、そして自分の過去を取り戻す。
最後にカレンの「そうか。自分の記憶は偽物だったのか・・・」も謎。
鍵カッコで囲ってある部分が物語を理解する上で一番重要だと思うのだが、どうにもその説明が無い。多分海に沈んだ研究施設の研究者か誰かがカレンに入れ墨をしたと考えるのが妥当だろう。
しかし、なぜカレンに入れ墨をして過去をバラしたのかも不明だし、そもそもカレンがどこからやってきたのかもまったく説明されていない。
これ以上この物語を吟味しても仕方が無いので放置するが、要は考えるだけ無駄なレベルの展開を三話を通して見せているといって良いだろう。
相変わらずパンツだけは評価したいところだが、こうまでも作品内容がクズだと素直に良いとは言えない。
見終わった後の時間を無駄にしてしまった感が半端ではないことは保証するが・・・。