hiroshi5 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
パンツアニメの最高峰!
*初めに
この作品のジャケットになっているのはAIka R-16であり、AIkaではない。
AIkaは1997年の作品であり、作風はどこかMEZZO FORTEに類似している。
主人公が圧倒的に強い戦闘ものアニメだ。
その強さたるは主人公が如何なる危機に面しようが「主人公は絶対に死なない」の法則がまかり通るハリウッド映画の主人公を彷彿させる程だ。
この作品の見所は徹底的とも言える程のパンチラだ。もうここまで来ると、何かに急き立てられているようにパンツを見せているようにさえ思えてくるw
アクションシーンでは必ず白いパンツが現れ、キャラクターがぶっ倒れた時には100%の確率でパンツが画面に入っており、50%の確率でそのパンツはズームアップされる。
また、カメラは常に下から目線で戦闘シーン以外でも画面のどこかにパンツが入っているという徹底振り。
正直、こうもパンツが画面に入っているとエロさもクソもなく、単に衣服として見えてくるのだから人間の適応力とは恐ろしいものである。
そんなパンツアニメの物語はどこかで聞いたような世界征服を企むアカラサマな敵と戦う・・・筈だったのだが、全7話中4話で既にその敵が死んでしまうという謎の超展開w
ラスボス無くして残り3話をどうするのかと思いきや、敵のボスの弔い合戦が始まるわけである。
これぞOVAの特権w
しかも、最終話に入るまで主人公は本気にもならず、敵を倒してしまう。要は敵が弱すぎるのだw
前4話で世界征服など企むから、残りの3話で何をしても小さく見えてしまうのは考えるまでも無いだろう。
ぶっちゃけ、この作品、ツッコミどころが多すぎて抱腹絶倒レベル。
巨大な潜水艦の筈が、後方にジェットブースターを装備するだけで宇宙戦艦に変化するし、OPで使われている小型バイクは結局本編で使われないどころか面影も出なかった。
主人公の特殊な金属を使って最強の戦士に変身するのは良いが、その原理は殆ど説明されなかった。
そもそも、正義の味方が触手を操るなど今まであっただろうか?w
何にせよ、ありとあらゆる方面から意表を突く究極パンツアニメであることは間違いない!
ただ侮れないのが音楽。
OP、ED、OST、全てが謎にマッチしている。単独で聴いても全然問題の無いレベル。むしろそこら辺のアニメよりは良い音楽を持っていると言って良い。
作画もなかなか迫力ある戦闘シーンを描いていて、無視できない。
要は問題なのは意味不明な物語と理解不能なパンツへの以上な執着心であり、それ以外は普通に楽しめるレベルのアニメであるということだ。
是非、パンツに拘りのある方もない方も見て頂きたい。パンチラに嫌悪感を抱く方は見ないほうが良いだろう。