「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語 [後編]永遠の物語(アニメ映画)」

総合得点
78.0
感想・評価
1074
棚に入れた
6273
ランキング
582
★★★★★ 4.1 (1074)
物語
4.1
作画
4.1
声優
4.1
音楽
4.2
キャラ
4.1

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ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

後編名古屋舞台挨拶

-ネタバレしまくりです。ご注意下さい。-
-舞台挨拶の内容は最下部に。大したことは書いてませんが-

鹿目まどかは中学2年生。暖かい父、バリキャリの格好良い母、可愛い弟と暮らす優しくどこにでもいる普通の女の子。
親友の美樹さやか、志筑仁美と共に通うクラスに一人の転校生がやってきた。
黒く長い髪のスラッとした少女、暁美ほむら。
彼女の姿を見たまどかは驚く。
昨夜見た不可思議な夢。そこに出てきた少女と彼女がそっくりだったからだ。
出会うべくして出会った二人。こうしてまどかの運命の歯車は大きく回りだすのだった。


昨年1月スタートしたオリジナルアニメの劇場版。
総集編2本+新作1本の3本構成で上映される。
今回は総集編の前編始まりの物語、後編永遠の物語の2本が2週続けて公開された。


いきなりだが、映画の一番の見所はルミナスである。
前編主題歌、との発表だったが、前後編ともOP曲として使用されている。
放送版OPコネクトと曲調がそっくりなこの曲がOPとして心地よすぎる。違和感なく「さぁ、始まるぞ!」って気にさせられる。
そして、この曲にあわせて流されるOP映像。前にめざましテレビで紹介された際に流された映像がOPである。
仲良さそうに微笑み合うまどかとほむら。
魔法少女達。
そして、まどかの誕生から見せられる成長記録。
まどかを中心に円を描きながらアップになる魔法少女達。
そして、再び仲良さそうに微笑み合うまどかとほむら。
もう、物語のオチを知りまどかの運命を知っているこちらからすればまどかの成長記録は反則だろうと。思わずホロリとさせらそうになったのをグッとこらえてしまった。

二番目の見所は後編の後にあるオリジナルとなる続編の次回予告。
「叛逆の物語」と付けられたサブタイトル。
またなんかやらかしたっぽい恭介。
魔女化が無くなったはずなのにダークサイドに落ちていくほむら。
スマホ?片手に街中を駆け抜ける杏子。
うわー、気になるわー!
ということで2013年公開予定だそうです。
・・・予定?



物語:前編は8話のさやかが魔女化するまで。後編は9話から最終話までの総集編。
総集編、というか、放送分のOP・ED・CM抜いた実本編が20分とすると、20分☓12話=240分となり、前後編の合計上映にニアイコールになるので、セル版を更に綺礼に書きなおして、声は再収録し、音楽はオリジナルや編曲版をふんだんに使用したヴァージョンを1話から連続で見るようなものと思っておけば、そうは間違いない。
と書くとなんだが、実際通して見ると、触りようがない話の構成の完璧さを改めて実感させられた。全くもって、先を知っていて結末まで十分に把握しているのに面白い。

作画:全編にわたって細かくテが入れられている。1話のまどか、さやか、仁美がイチャイチャしながら通学する場面など、ブルーレイなどで見てても引いた画の時の作画の適当さに泣けるものがあったが、ちゃんと綺麗に直されている。
杏子の食べ物が全体的に変わっているのはなかなかに面白い。まぁ、団子は団子だったが。

声優:もともと声優さんの演技力に大きく支えられた作品なだけに今回も文句無し。まどかのウェヒヒヒがハハハッになってたけど。
後編劇場パンフ読むと放送版10話の凄さを改めて思い知らされた。

音楽:前後編OPルミナスの良さは前出とおり。コネクトと近い曲なお陰でなんの違和感も抱かず物語に入れる。
前編EDはMagia新ヴァージョン。
後編EDはコネクト+カラフィナ新曲「ひかりふる」。あー、あの曲!と唸らされる。
劇中音楽も梶浦節で良いのだが、影絵戦闘シーンはアレンジ無しのヴァージョンのほうが良かったと思う。
また、後編のあの場面でさやかのテーマと言っていいあの曲は違和感があった。

キャラ:最小限の登場キャラなのでキャラ立ちは十分。
そいえば、サブキャラでじょしらくのマリーさん役佐倉綾音が声あててたのね。



はてさて、13日15:50公演後の舞台挨拶回で見ました。
7-11でチケット渡されたときに最後列の片隅ってことを知り「うげー」と思ったもんですが、最近のシネコンのそんな席でも十分に見れますね。
まずは司会者登場。
誰だ?と思ってたら「恭介役の吉田聖子です」と自己紹介。次回予告で恭介が何やらやらかした感がある中での挨拶だったので、会場内が微妙な空気に。
吉田聖子さんの紹介でキャスト登場。
まどか役悠木碧さん、ほむら役斎藤千和さん、さやか役喜多村英梨さん、マミ役水橋かおりさん、杏子役野中藍さん、キュゥべえ役加藤英美里さんとメインキャスト総登場。
まずはそれぞれからの一言御礼挨拶。
悠木碧さんの「こんにちわー」 こんにちわー
斎藤千和さんの「時間的にはこんばんわー」 (笑)こんばんわー
から始まり、大阪京都と挨拶終わって一日女子でキャッキャと移動してたから修学旅行の女子会みたいなテンション、と語る通り終始明るい雰囲気。野中さんの変なテンパリかたが可愛かったです。
まどかの格ゲー出して欲しいとか色んな話をしつつ、その後、次回作に向けての意気込みを一人づつ話して、最後に締めを振られた悠木碧さんが
「また見てくれたら、それはとっても嬉しいなって」
で締めて終わり。
始めて舞台挨拶体験しましたが、良いもんですね。
ぴあ限定だったからチケット代が高くなったのは痛いですが。

投稿 : 2012/10/15
閲覧 : 237
サンキュー:

9

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