とろろ418 さんの感想・評価

3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

システムの理

視聴前→{netabare}見る気なかったのですが、釣られて見てしまいました。
事前の印象通り、苦手っぽいですね。

原作知らないので深いことは言えませんが、今明かされている設定だけだと底が浅そうです。
そもそも社会として成り立っているのが不思議ですし、
中核を担うであろう銃も何でこんなもん使ってるのと問いたくなるほどの不便さ。

管理社会に疑問を持ち牙を剥くというのは、ありがちな展開になってしまいますが、
そこを脱却しないのならストーリー自体には発展性はないでしょうね。
ありがちでも窮屈なよりは良いから、前者の展開になりそう。
後者で人間ドラマを描くなら、１話の様子からして期待は薄いですね。

今後の展開によっては、視聴断念する可能性が十分にあります。
とりあえず６話までは見る予定です。
{/netabare}
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視聴中→{netabare}
『第３話　感想』
　　{netabare}あの銃って機械も対象に入るんですね。
人間の心理状態や性格傾向うんたらじゃなかったの？
対象判断というより、認証者に危害が及ぶかどうか判断してるってことかな？
あと、やっぱり即時発射はできないらしい。
犯罪係数違う人捉えたら一々モードチェンジしちゃうのかね？
ある程度は、使用者の意思で制御可能？
う～む、設定がよくわからないな。

機械って便利なようで汎用性に欠けるし、精密になるほどお釈迦になりやすいから、
使いどころ間違えると不便でしょうがないよね。
機械ってだけで全面的に信用してしまう人も多いから尚更。
{/netabare}
(2012.10.26　追記)
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『第５話　感想』
　　Wikipediaで設定確認。気がついたことを羅列します。
　　{netabare}①３話での疑問ですが、設定上は機械が執行対象になるのはおかしいようです。
　　まぁ、今のところあまり支障はないみたいなので、この件は保留。
②群像劇という部分は、疑問あり。
　　そう謳うからには複数の視点を絡める必要があると思うのですが……。
　　人物ではなく、事件が主体となっていると信じよう。期待の展開は下記に。
③万が一を考えて伏せます
　　→{netabare}シビュラシステムというのが社会の基盤となっているみたいで、それが崩壊すると……。
大きな事件にするとしたら、ここを利用しそうですね。
今回の”乗っ取り”というキーワードはこのためのものかも？
複数の小さな事件の裏で、ってパターン。これは面白い仕掛けが出来そう。
{/netabare}
④一番驚いたのは、主人公が狡噛執行官だったこと。ずっと常守監視官だと思ってたよ。
　　そういえば冒頭のシーンだけは主人公っぽかったですね。
　　（漫画版は常守監視官が主人公らしい）
{/netabare}

　　５話の内容については、流れは悪くないと思います。今後の展開によっては面白くなりそう。
　　ただ、細かいところで気になるところも多々。
　　→{netabare}①学習能力のない公安の方たち
　　部屋に突入→罠に嵌る→取り逃がす。４・５話で何回か繰り返しましたよね。
②犯人が馬鹿っぽく見える
　　ホログラムで姿消せるのに、わざわざ撹乱行為したり、
　　逃走中に何故か立ち止まってたり……他にも何個か。
　　実際に馬鹿だっただけなら良いですが。
後は、長いので省略。
{/netabare}
(2012.11.9　追記)
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『第１８話　感想』
{netabare}
　　ある意味、今回が一番面白かったです。
　　顔芸やら、早着替えやら、もう……。(｡･ｗ･｡ ) ﾌﾟﾌﾟｯ
　　こういう方向性の作品があったら面白いかもしれませんね。
　　至って真面目な内容だが、視聴者から見たら何かが可笑しい。
　　新ジャンル？　『視聴者突っ込み型アニメ』
　　私は面白かったんで良いですが、１週位休んでも良いのにな、とも思ったり。
　　
　　物語の方は、少し拍子抜けかも。
　　流れ的にバッドエンドの方が収まり良さそうだけど、ハッピーエンドにするのかな？
　　{netabare}シビュラシステムが崩壊すれば、処罰の必要がなくなる。かな？{/netabare}
　　種明かしのタイミング早かったから、まだ何かあるのかもしれませんね。
{/netabare}
{/netabare}
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『視聴後の感想』
　　完全にハードル上げすぎた印象です。
　　私の場合、攻殻機動隊を未視聴なので周りの評価に流されて期待し過ぎたところもあるかもしれません。

　　
　　中盤辺りは少し盛り上がったけど、全体通して見ると起伏が小さかった気がします。
　　一番の疑問点は、システムの種明かしのタイミング。
　　そこを転として見ると、どうしても最後間延びしている感が否めない。
　　もうひと山用意していたのなら、あれでも良かったと思いますが……。

　　結末の方は、そんなに嫌いじゃないけど、消化不良気味。
　　槙島にはシステム破壊まで頑張って欲しかったです。
　　物語上の主人公（狡噛）と主な視点（朱）が異なるせいで、ほぼ傍観者だったのはマイナス。
　　あと、続編想定しているような描写も個人的には気に食わない。

　　思想云々に関しては個々の裁量におまかせ。
　　私の考えに一番近いのは槙島思想かな。実際その立場を取るかはまた別ですが。
　　そういった考察するには良い作品かも。

　　総評としては、それなりに楽しめたが満足感は薄い。
　　気軽に見るには少し重く、腰を据えてみるには少し軽いといった微妙な感じです。
　　興味があるなら見てみるのも悪くないと思います。

　　余談→個人的には{netabare}　システムの種明かし→填島と狡噛の決闘→狡噛勝利→填島が最期にシステム破壊→システム制御のため狡噛が犠牲に→新たなシステムの誕生→朱が管理者に　{/netabare}てな流れになると踏んでましたが、見事に大外れでした。(〃'∇'〃)ゝ