plm さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
空想科学シリーズ第三弾!
カオスヘッド、シュタゲの系列を成す空想科学シリーズ第三弾なわけだが、
今回は空想っていうよりわりと現実的な「ロボット」をダイレクトに扱う。
ちょっと未来的な携帯端末や、君島レポートなるSF的陰謀の告発文書をめぐる謎はあるが、
あんまし空想科学的なネタを前面にだしてくるでもなく、子供っぽいような内容に思えてしまう。
並行して巨大ロボットの制作をしてたりして、物語の進展は遅く、どっちつかずでぐだぐだしている。
寄り道・サブイベントをしていくキャラクターたちの会話や動向を観て楽しむのがメインとなるだろう。
とはいえキャラ魅力がそれほどあるか、というと少し推しにくい。
主人公のカイは、ストーリーの第一目標であるロボット作りに非協力的だし、
アキちゃんは元気で頑張りやが取柄だけど、物語の解決に向かないのか、ここぞという時いらない子に。
なにやらちぐはぐな感じだ。でもそんな中強烈に個性が立ってて見てて面白いのはこなちゃん。
いつのまにかこなちゃんを見るアニメになってました。
1クール 感想
{netabare} うーんシュタゲも後半盛り上がり型だったし、最初はのんびりみるしかなさそうかなー。
中二病に対する小二病、ドクペに対するスコール、そんな感じの1話ですた。
主人公がめんどくさいキャラいわれてるけど、ゲームオタクらしさがあるのは特徴的で良いし、
それに最初無気力でも展開によってどう変化するかっていう楽しみもあり、
別に足引っ張ってるわけでもないので個人的には気にならないキャラ。そんな2話~
だが残念なのは「キルバラ勝ったら~」で躱したお願いを、もう聞き入れちゃったのがな、
キルバラ勝てよおおおおおおおおおおおおお!!とか思ってしまった。
突然展開早くなった3話あー
4話ー!空想科学シリーズお馴染みのちゃんねらーキタコレ……
いかにシュタゲのキャラが受け入れやすかったかがわかるwwこれまた凄いな。
でもおかげでか、ちょっと面白くなってきたかな?
6~話!
シリアスっぽくなってきたが、フラウちゃんが面白すぐるwww
よくネットスラングだけであんな喋れるもんだと感心……。
7話~ん
やばいこなちゃんかわええwwwもうこのこの絡みだけみてれば十分やこれ・・
8話・・
フラウこうじろーの出番が少なくて涙目。台風あぶねえwww
10話
フラウ坊、服のセンスいいな。モノポールとはなんだったのか・・・{/netabare}
2クール 感想
{netabare}
12話
時間が空いてたのもあるけどすごい唐突な展開だな……こんな流れだったっけ
じいちゃんの優しさにはほろりとくるけど、実際あのでかさで危険が伴ったのは事実だろうし、
すれ違いが収まってハイ良かったねー!っていうのは何か根本解決なわけではないような……。
14話
こなちゃん破壊力ありすぎでしょうなんだこれどうしてこうなった・・
16話 なんだこれ?!
久々に衝撃が走った回。 Anotherかよ!!
倒しても駄目だった以上なにかよからぬ力が働いてる感じで、方向変えるのも駄目なんだろうなぁ。
やべって思いつつ、どうもできず追い込まれていく絶望感が半端ない。一度希望を見せてる分さらに。
ホラーっぽい演出はあったものの全体的に熱血アニメっぽい雰囲気があったがためトラウマモノや。
ロボット好きを集めるようなキャッチコピーなのにネガキャン多すぎないか? ナンナンダコレワー。
19話 ナニコーレww
作品方向性ぶっ飛ばし何でもアリやりたい放題なってきた!
シュタゲやカオスヘッドも転換点からのどんでん返しがあったけど、
その二作と比べてもなんだか一貫性を感じない気がするこの作品。
シュタゲは「タイムスリップ」、カオスヘッドは「妄想」みたいな題材があったけど、
ロボノの題材は大々的に掲げてる「ロボット」・・?なのか疑問が残る。
巨大ロボット制作という夢の実現!なら前向きなテーマだけど、暴走とか事故とかばかりで、
最初からホラーな作品ならまだしも、熱血風な作品のわりに+要素になってなくて、
本筋は「陰謀」の方が注目されてるようで、じゃあロボットなんなんだよ!みたいな噛み合わなさを感じる。
21話
八汐先輩が急にフラグ消化を・・!{/netabare}
-最終話視聴終了感想・総括-
{netabare} こりゃひどいwww 最後の最後にテンプレ展開を詰め込み投げっ放すように終わった。
このノリでいいならホラー展開いらんかったろ!最初から最後まで少年王道系ノリで良かったじゃん!
最後に見られた怒涛のあるある展開・テンプレ要素たち↓
・こちらが考えてるときは敵が待ってくれる(すごい棒立ち)
・お姉ちゃーん!(どう考えても無謀な位置から叫ぶ)→ バカな・・まだ意識があるだと・・!?
・残念だが意識は葬った→ 思い出してよー!(スルーからの精神攻撃)→ これは・・涙・・?!
・だが・・第2第3の僕が・・ <どこの魔王だよ!?
・カウントはギリギリ00:01秒
もうこれ半分狙ってやってるのかもしれないが、最終決戦自体もあまりに緊迫感のない戦い。
相手のスメラギはミサイル装備で兵器っぽい風貌をしているのに対し 参考:┌(^o^┐)┐
ガンつくなんてせいぜい一介の高校生が趣味で作った巨大展示物レベルにしかみえない。
完全にやりたいだけである。バックアップの皆さんもあの場にいる必要すらない上、まるで危機感なし。
パイルバンカーでスメラギ吹っ飛ばすところは世界の命運かかってるとは思えないほど
安っぽすぎて笑ってしまう、なんでそういうとこだけ手の平サイズの現実感があるのかww
「世界を救うのはヒーローじゃない――オタクだ」という文面通り、
最大の功労者は除去プログラム的なの送ってくれた人(ダルなの?)、次点でメカニックのじいさん
といったところで、カイもアキちゃんも目立っただけで大したことしてないよおお!と喚きたくなった。
作品自体はA.R.の概念とか、現実と科学とかブレンドされた世界構成としては魅力があった。
設定、構想は良かったと思うけれど、シナリオがなぁ・・といったところか。
2クール観てたけどこなちゃんパート以上に面白がれるとこがなかった、ちょっと微妙な作品だった。{/netabare}