たんたんたぬき さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
キャラが良い
この作品はやっぱりキャラが良い。宗介のキャラが良い。そのボケに突っ込む千鳥。この二人のやり取りがやっぱり面白い。後はテッサが可愛い。千鳥も良いけどテッサがやっぱ良い。千鳥は宗介とセットで良いとやっぱり感じる。他にもミスリルのメンバー敵であるアマルガム。ゼロ年代のキャラに魅力がありラノベがアニメの原作になっていく流れはこの作品からじゃないかぐらいキャラが良い。
ギャグとシリアスのバランス、これがやっぱりこの作品の魅力だと思うけど、それでもこの作品はややシリアスより。ミリタリーっぽい雰囲気にガンファイトにロボットアクション、美少女ともう古典的アニメの小道具をこれでもかって集めて作ったごった煮作品が、きちんと世界観とストーリーが出来てる。
ウィスパード、これがこの作品のポイントになっている。彼らを危険から守るためのボディガードとして宗介が選ばれる。最初は空回りばかりだけど、テロ事件のときにやっと彼の力が発揮される。この作品って案外ストーリーは特に何?って感じられない。基本事件が起こり、そのミッションを遂行する。この中心人物として宗介が活躍する。千鳥のボディガードばかりやってない。
レビュー書こうと思い返してみると、案外ストーリー思い出せない。この作品事件が起きてドンパチをやる事が大半の内容になる。ハリウッド映画ならこういう作品多い、これをウィスパードと言う特殊能力者が生み出すブラックテクノロジーと言う不思議設定をベースにしてアニメ的に味付けして、かつ宗介のボディガード活動を絡めて学園物を取り込んでいる。この作品基本的には戦争映画などが好きな人向けのつくりをしている。シリアスに突っ込むというよりは、主人公が過酷なミッションを遂行していくヒーローものの様に活躍する。ただ途中挟むアニメオリジナルは、そういった宗介の活躍して問題なしで終る話じゃないのをわざとやっている。その辺りにこの作品が根底に抱える実写タイプの戦争モノノとして流れを上手く捉えて作ってある。
終ったもの特に残るものがあると言うわけじゃなくて、楽しい時間をアニメで過ごしたいって人にうってつけの作品だと思う。