Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
その選択は・・・究極で、作品も最高でした
あにこれβでも93.2点('12.10/9時点)という高得点を叩き出しいるにも関わらず、成分タグランキングの「もっと評価されるべき」ランキングの堂々1位・・・という事は、まだ評価が足りないって事・・・?
・・・どういう作品なんだろう?
この作品には、この疑問から入りました。
時代は2010年、「未来ガジェット研究所」のリーダーである岡部倫太郎(おかべ りんたろう)はラボメンである橋田至(はしだ いたる)と幼馴染でもある椎名まゆりと「3人で悪と闘うための開発」に勤しんでいました。
そこで、偶然携帯電話と電子レンジを使った発明品が、岡部倫太郎の持つ現在の記憶を保ったまま過去に行ける装置であることが判明するんです。
物質の移動はないけど、過去を改変することによって未来が変わる・・・いわゆるタイムマシンの発明で一同は大喜び。ところが、周りの仲間の希望を叶えるためこの装置を使ったところ、過去の改変による未来への影響がとても大きいことを知り、影響を最小化するための改良に成功するんです。
ところが、このせいで本物の秘密組織から狙われることに・・・
それだけでも大変なのですが、この物語が一気に深みに入っていくのはこれからです。
自分が過去を改変したせいで、大切な人の未来が期待から絶望に変わる・・・その時、どういう行動をとるんだろう・・・
その装置があれば同じことをする・・・できる・・・?
いや、心が折れてきっと何もできなかったと思います・・・
ここからは、涙無しでは見ていられませんでした^^;
やがて、岡部倫太郎はとても大切な事実に気付いてしまうんです・・・
それは、一歩を踏み出す重要な手掛かりなのですが・・・
ずっと胸に秘めておける事じゃないけど・・・
でも・・・その選択は究極です・・・(涙)
私には選択することすらできなかったな・・・などと考えながらみていたら心が痛くなりました・・・(涙)
そこには、未来ガジェット研究所のリーダーである岡部倫太郎の優しさがたくさん詰まっていました・・・(涙)
物語が・・・声優が・・・キャラが・・・って、もう評価できません。
どれもこれもが最高でした。
劇場版が決まったとのこと、すごく楽しみです。
神アニメと言われるのも理解できたし、「もっと評価されるべき」ランキングの1位であるのも納得しました。