atsushi さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
スケジュール落ちた(笑)
イカ娘やじょしらくの水島努監督と、シリーズ構成が吉田玲子というオリジナルアニメ。
女子校で百合っぽいが、扱うテーマが女子高生が戦車道を嗜む(笑)
ヌルヌル動く3Dと絵の整合性が取れてない気もするが、キャラ絵は可愛いし、声優もまあまあ。
こんなトンデモ設定でも、吉田玲子なら泣ける脚本になるのか楽しみだ(笑)
5.5話、総集編。追い付きたい人が見るだけのもの。
9話のカチューシャがガチだった。
毎回曲のチョイスが素晴らしい。
10話でいいところまで行ったのにもかかわらず、翌週の10.5話が再度の総集編というまさかの展開。
あと2話くらいはあるらしいけど3月らしい。
要はクオリティにこだわりすぎて間に合わなかったみたいだけど、その割には10話も言うほどおかしくなかったので、人気が出て予算が付いたんだなぁ、と思う。
こりゃ2期あるね。
以下12話までとOVA3までの感想。
こんなの間に合うわけなかった、と言える出来。
電通じゃなくて博報堂メディアパートナーズなのに、大洗からプラモメーカーから自衛隊まで巻き込んで、完全にフィクションなのにご当地アニメ扱いになり、イベントに自衛隊が戦車を持ってくる騒ぎに。
声優も平均20人は居るし、このスケールのオリジナルアニメをテレビでやろうと思ったのがそもそもの間違いだ。
製作期間的に間に合うわけがない(笑)
声優が多すぎて脇の脇の声優なんて何が何だか分からないし、メインも大して有名じゃない人も混じってたりして、声優的には代わりはいくらでも居る感じ。
ご当地、青春系部活、軍ヲタ、百合、全てを納得させるアニメだった。
問題があるとすれば、最終話放送3ヶ月前にラジオが1クールで終わったことくらいか。
けいおん!の頃と違って、わんおふのHONDAとか、ヤマノススメの山道具メーカーとか、ちはやふるとか、コレの模型屋とか、規模は小さいながらコアなマニアの居るジャンルの今までアニメとか全然関係なかったメーカーを、アニメ製作開始の時点で巻き込んだマーケティングが最近できてるね。
ダイビングはあまんちゅ!がいずれ来るはずなので、スキーやスノボとか釣りとかの原作アニメが出てきそう。
早速2周目の見たので追記。
こりゃ、設定の深さが異常すぎる。
戦車の特性の解説してるOVAの第2パートがあったが、アレを見て数々の小ネタがようやく理解できた。
ウサギさんチームがUSAの戦車とかそんなレベルじゃなくて、架空の競技なのに戦略から戦術から、マシントラブルやら、それによる試合の結果まで恐ろしく巧妙に作られてる。
あと、声優の数が多い分セリフも多いわけだが、それぞれの行動にちゃんと意味があって成り立ってるし、脚本というか構成というか考証というか、戦力差よりもこの話を12話に収めたのが無理ゲーだわ。
国内でこのネタがウケるかどうかは知らないが、世界中の軍事オタクを巻き込んでけいおん!を超えるヒットになってもおかしくはないと思う。
まあ、何を売ってヒットと呼ぶかは知らないけど(笑)
イカ娘の3期は延びてもいいから、早くコレの次の展開をやった方がいいと思った。
ラストの2話は今まで見たTVアニメの中では最高と言ってもいい。