ninin さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
儚い理想と夢(バーチャル)と素敵な恋愛の物語
原作は未読です。
SAOとAWというほぼ同時期に同じ作家さんのアニメがあるというのは珍しいですね。
AWが根性・恋愛・仲間の絆というイメージがありますが、SAOは孤独・愛情・二人の絆というイメージです。
※アインクラッド編
内容はソードアートオンラインというHPが0になると本物の死がまっているリアルなオンラインゲームに巻き込まれる人々を描いたお話です。
私の観る前のイメージは(よくイメージがはずれるのですがw)ダンジョン攻略とボス戦がメインだと思っていたのですが全然違いました。
そこに生活する人々と主人公達の関わりあいがメインで、バトルは少なかったように思えます。
{netabare}
色々なエピソードがありましたが、心に残るエピソードは《月夜の黒猫団》の話です。儚いサチの最後の言葉に胸が痛くなりました。
{/netabare}
14話もいい話でした。主人公が一番感情が出ていたように思えました。最後のシーンすごく良かったですね。
OPはLisaさんの「crossing field」疾走感のあるすごくいい曲です。
歌詞も曲、もちろんLisaさんの歌声も最高です。観る前にワクワクしてきました。
録画で観ていたのですが、オープニングは飛ばさず毎週観ていましたね。
EDの「ユメセカイ」もしっとりたバラードで、アスナ役の戸松遥さんが歌っています。
※フェアリーダンス編
SAOから復活できなかったアスナを探し出す為に、再びオンラインゲームにダイブしてアスナの行方を追うお話です。
SAOの時のキリトは何処か澄ましている感じで感情移入できなかったのですが、フェアリーダンス編では感情表現が前より豊かになったので、こちらの方が感情移入できますね。
DQやFF好きの私としては、モチーフはSAOの方が好きなのですが、内容はこちらの方が好きです。
今回アスナは出番が少なく、変わりにリーファというヒロインと共にアスナがいるという「世界樹」に向かいます。
キリトとリーファの関係も面白かったです。
{netabare}
(リーファが直葉とは分からないまでも、キリトは和人と分かるだろうと突っ込みと入れたくなりますね)
最後の戦いは肩透かしを合うようにあっさりした感覚ですね。
相手が弱すぎたので仕方ありません。
(戦いはですよ〜その前にアスナにしていたことはイライラして観てました)
{/netabare}
過程は面白かったですね。
その後の最終話がどう終わるのか興味新々で観ていました。
ちょっとウルウル来る場面もあって、いい終わり方でしたね。
{netabare}
最後に「世界の種子」意味が分かりましたね。
何故こんな素敵なことするのに、SAOを作ったのしょう。ちょっと疑問符が残りました。
{/netabare}
OP 「INNOCENCE」映像とマッチして、このフェアリーダンス編に良く合っている曲で藍井エイルさんが歌っています。(私の好きな曲fate/zero1期EDを歌っている方ですね)
ED 「Overfly」 直葉の気持ちが良く出ている曲で春奈るなさんが歌っています。(こちらはfate/zero2期EDを歌っている方ですね)
こう考えると曲は何故かfate/zero繋がりですねw
色々とご都合主義的な感じはしましたが、総体的にはすごくいい作品でした。
原作では続いているらしいので、来年以降2期があればまた観たい作品です。