Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
頑張れ・・・って応援しながら見てました^^;
高校生活の最後を大切な仲間と大切な思い出を作るため、みんなで一丸となって頑張る・・・というお話です。
タイトルの「TARI TARI」ってどういう意味なんだろう・・・?
私はここから始まりました^^;
1年間という限られた時間を無駄にしないためには、色んな事を同時並行して進めなきゃいけない・・・この時間を一生懸命生きるんだ、という意味が感じられて、とても良いタイトルだと思いました^^;
物語は、歌うことが大好きな宮本来夏ちゃんが部活動を行うための最低人数5人を集めて、みんなで歌うことを目指していきます・・・ですが、人にはそれぞれ背負っているもの・大きさも全然違うから、ただ歌が好きだから・・・という理由だけでは歌えない人もいるんですね。
そんな中、主人公の坂井和奏ちゃんは、トラウマで歌から遠ざかっていましたが、両親の思いに少しずつ気付き、歌に対して向き合えるようになっていきます。
お母さんの思い、どうしてもっと早く気付けなかったんだろう・・・もっと早く気付いていれば・・・
思わず「頑張れっ」と応援する気持ちで私は見ていました。
過ぎてしまったことでたくさん後悔するのは、悪い事じゃないと思います。ただ、そこから前に進むためには、その後悔の中から少しでも前進する材料を見つけて欲しい・・・こんな風に思いながら見ていました^^;
それに、頑張っていることを他人はちゃんと見ているし、ちゃんと背中を押してくれることも、この作品は教えてくれます。私的には凄く良かった作品でした(*^_^*)