maruo さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大人が楽しむ作品 B+
原作未読
本作は、女子落語家5人の楽屋トークを垂れ流しています。
落語家とは言っても、落語にかかわることは全くといってよい程出てきません。
女性5人とは思えぬくらいブラックなジョークや時事ネタが盛り込まれており、軽く危険水域まで達することもしばしばです。
その手のネタは子供に見せてもノリで笑うかもしれませんが、面白さを理解するということはまずないでしょう。
そういう意味では極めて大人向けの作品です。
本編のBパートは、その地域を知らない人にとっては不親切なつくりになっています。
個人的には非常に楽しめたから良かったものの、置いてけぼりを喰らった人の気持ちを考えると、余り喜べるものでもありません。
もっと汎用性の高いネタにできなかったものなのか、という思いはあります。
正直、水島監督のやるブラックもののノリには今までついていけなかったのですが、この作品は非常に楽しませていただきました。
ただ、ネタがネタだけに風化するのも早いように思います。
楽しむことは楽しみましたが、5年後、10年後にまた見たいか?と問われれても、そういうタイプの作品ではないですね、と答えます。
一点気になっていることがあるのですが。
OPで女の子たちが戦車に乗っていましたが、あれは秋季アニメのガールズ&パンツァーのパロディで良いのでしょうか?
監督さん同じですし。
まだ始まってないアニメのパロって新鮮だなと思って見ていました。
もし、他に元があるとかいうのをご存知の方がいらっしゃれば教えてください。