ものぽらいざ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アニメではなくてマンガ
【1話視聴】
雰囲気を損なわないように原作に忠実にしようとしたけど、根本的にダメだった感じ。
原作のアニメ化が難しいとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ。もっと恐ろしいものの・・・。
とは言え、せめて波紋の映像演出は期待して視聴は続けます。
【一部:1話~9話】
波紋の映像演出は普通だったし、人物の書き込みは物足りない。悪く言えば、少し制作費を抑えたのかな。
効果音の映像化をこだわるなら、決めゼリフも演出にこだわって欲しかった。
脚本があまりにも原作に忠実なだけに、絵が残念なのは悪い方向に強調されたかも。
【11話】
本編も新しいOPと同じぐらいの絵だと良いけど、さすがに無理かな。逆に言えば、新しいOPは色合いも良く、テンポも良くて、素晴らしい出来。
二部の面白さは、一部とは異なり、絶対的な悪と言うよりも植物連鎖の下克上と言える。
ジョセフの二面性をうまく表現できれば、数奇な運命と生物の存亡をかけた戦いに釘付けになりそう。
【全話観了】
二部まで綺麗にまとめた感じ。
絵柄は、一部よりも良くなったけど、OPぐらいだと良かったかな。
キャラ描き方はすごく良く出来ていて、これなら古参のファンも納得じゃないのかな。
物語は原作に忠実。
それが悪い面もあり、原作が失敗した箇所も忠実に再現していた。
{netabare}
一番失敗している箇所は、仮面を被る前のカーズに波紋でダメージを与えた後に急に息が乱れるシーン。
本来は、ワムウと戦って限界に近いはずなのに、カーズとは元気よく戦っている。それを最後に帳尻をあわせているのは原作のミスなのに。
そして、作画がもう一息なことを強調しているのは、マンガのカットを忠実に再現しているからだ。
悪い言い方をすれば、カラーのマンガを目指しているのである。
とは言え、カットも原作の魅力であるため、それを忠実に再現しなければ魅力が半減する。この作品はアニメ化が難しい。
{/netabare}
三部もありそうなのかな。